これを知っておくと不動産売買の時に有利です。「続・不動産査定と不動産鑑定の違い」

こんにちは。(有)ランド・プランの高野竜成です。先日の「不動産査定」と「不動産鑑定」の違いについてしばらく放置してしまってましたので、本日はその辺をお伝えしておきたいと思います。

 

 

 

いつも長くなるので早速本題に。

 

 

 

ます、不動産の査定は、基本的に我々「不動産業者」が行う行為です。順を追ってお話致しますと、まず、貴方が不動産を売りたいと思った場合、「いくらで売りに出すか」という事を決めなければなりません。いわゆる「値付け」です。

 

 

 

とはいえ、不動産にも「相場」というものがありますので、そんなにテキトーに価格を決めるわけにはいきません。公示価格や路線価、近隣の売買事例、その他物件の詳細状況を調べて「いくらなら売れるのか?」を決めるのが「不動産査定」と言われるものです。

 

 

 

・・・今私、大事な事を言いました。「いくらなら売れるのか?」という事です。これが「査定」なのです。これに対し。

 

 

 

 

不動産鑑定というのは、我々不動産業者は行う事が出来ません。「不動産鑑定士」という専門家の「独占業務」になります。この「鑑定」というのは、その不動産が「いくらで売れるか?」という事を考えるのではありません。この辺はちょっと難しいのでウィキペディアから引用致します。

 

 

 

不動産鑑定評価とは、不動産の経済価値を判定し、その結果を価額に表示することをいう

不動産鑑定評価基準においては、「現実の社会経済情勢の下で合理的と考えられる市場で形成されるであろう市場価値を表示する適正な価格を、不動産鑑定士が的確に把握する作業に代表されるように、練達堪能な専門家によって初めて可能な仕事」と位置づけられている。

 

分かります?(笑)ごく簡単に言うと、不動産に合理的な市場があると仮定して、その中で形成されるであろう「適正と思われる価額」を把握する作業と言えます。難しいですね(笑)

 

 

結局の所、鑑定とは「想定」した金額なわけです。難しいですね(笑)

 

 

対して査定とは「現実に」「これくらいなら売れるだろう」という金額になるわけです。あくまでも「現実」というのが大きな特徴です。

 

 

 

つまり。

 

 

 

「不動産の鑑定額=売れる金額」では無いのです。

 

 

 

 

ここで今日、私が言いたいのはこれです。「我々不動産業者は常に”現実”を見据えた値付けを行っている」という事です。ですから。

 

 

 

 

 

えー!買った時は○○○万円払ったのに、売る時はそんなに安いんですかー!!??」と言われる事が多いのですが、それはしょうが無いのです。我々がどうこうというより、現実に「お客さんが付かない」金額を設定しても、それはただの「絵に描いた餅」となってしまうのです。

 

 

 

我々が査定すると「もうちょっと何とかなりませんかー?」と聞かれます。例えば、800万円で査定した不動産なら、「1000万円位になりませんかー?」と。

 

 

 

 

これが、「不動産鑑定」なら、何か理由づけをしてそのご希望に近づける事は出来るかも知れません。あくまでも鑑定は「不動産鑑定士」という資格者の個人的見解ですので。しかし。

 

 

 

 

不動産査定は、「現実にこの金額なら買ってくれる人がいるだろう」という数字になります。要するに、我々がどうこうというより「購入希望者の方」の意見が重要になるわけです。

 

 

 

 

長くなりましたが、結局「鑑定」は「想定上の価格」、「査定」は「現実上の価格」と言う事になろうかと思います。

 

 

 

 

・・・結構大雑把なので参考程度にして下さいね(笑)それでは!


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