つい先頃、不動産流通ネットワーク「コアネット」で、私が大変お世話になった方が亡くなりました。Mさんとします。

 

 

 

この方、8年前に私が「コアネット」で初めて「委員長」を務めた時、いきなり私に「ダメ出し」をして来られた方でした。

 

 

 

直接では無かったのですが、「〇〇の情報が古すぎる。新しいモノに更新しないと!」という事で私に注文が入ったのですが、私としては

 

 

 

「コアネット歴2年の俺にそんな事言われてもなあ・・・」

 

 

 

と思ってしまったのも事実です。私も若かったモノで・・・↓

 

 

 

が、確かに情報が古かったので、私の方で最新のデータに更新しました。

 

 

 

翌年、また「委員長」を引き受けたのですが、この時「好きなメンバー選んでいいよ」と言われたので、何人かのメンバーを選ばせて貰った中に、このMさんも指名しました。

 

 

 

理由としては「この人は単なる”批判”ではなく、具体的な改善案を言える人だ」という事が分っていたからです。

 

 

 

事実、この委員会ではちょっと難しいテーマの議論を行っていたのですが、Mさんの発言は常に建設的。私の意見と正反対の時も多々ありましたが、「こうした方がいいのではないか?」という、極めて責任感のある、具体的前向きな意見の数々でした。

 

 

 

とりあえず私はこの方から

 

 

 

■情報は、常に最新の状態にアップデートしておかなくてはならない。

 

 

 

という事と

 

 

 

■人間が言葉を発する時は、常に建設的な内容でなければならない。

 

 

 

という事を学んだと思っております。

 

 

 

ちなみにMさん、体調の問題もあり、数年前から「コアネット」の方では「息子さん」に代替わりしておられました。

 

 

 

そして昨年、たまたまその息子さんから仕事(中古住宅処分)に関するご相談がありましたので、その息子さんとタッグを組んで、私にとって初となる「分譲地」の仕事をさせて貰いました。

 

 

 

この時はまだまだMさんも元気そうで(見た目は)、現地や弊社事務所でお会いしましたが、まさかこれが最後の仕事になるとは思ってませんでした。

 

 

 

ちなみにこの分譲地は、お陰様で昨年完売し、既に新しいご家族がお住まいになっておりまして、つい先日も、その中の一軒にお邪魔しておりました。

 

 

 

そしてこの方々も、ちょっと前までは「こういう場所に住むとは思って無かった」と思うのです。

 

 

 

たまたま、売主さんが中古住宅を処分しようと思っていて、たまたま繋がりのあったMさんに相談され、たまたまその息子さんと私にコアネットという繋がりがあり・・・。

 

 

 

つまり「繋がり」です。Mさんから教えを受けた私と、Mさんから仕事を受け継いだ息子さんが繋がって一つの仕事をして、そこから更に「何世帯ものご家族」の人生に繋がっているのです。

 

 

 

そしてここから更に、これらご家族はこの地で様々な「繋がり」を作っていかれる事でしょう。

 

 

 

繋がりというのは、大事なモノです。そしてこの「繋ぐ」という役割と宿命を背負っているのが、我々不動産業者だと思っております。

 

 

 

まあ、一口に「繋ぐ」と言っても色んな繋ぎ方がありますけどね。端的に「お金」という経済的な繋がりもあるでしょう、不動産という「モノ」を介した繋がりもあるでしょう。親子という「血縁」を介した繋がりもあるでしょう。

 

 

 

ここは人それぞれの考えがあるでしょうが、私が思う「繋がり」とは、そういったモノだけではありません。もっと大きなモノであると思っております。

 

 

 

 

さて、こんなノーガキを垂れ続けた平成29年も、もうちょっとで終わりますね。来年は平成30年か・・・。どんな年になるやら分りませんが、このブログを読んでいただいているのも何かの「ご縁」です。

 

 

 

 

是非この繋がりを大事にしていきたいと思っております。本年も本当にありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願い致します!

一年の最後くらい真面目に書きましょう。不動産業者の役割と宿命について。