『おけそく』ってご存知でしょうか?更に上品に『おけそくさん』と呼ばれる事もあるようですが、富山県に住んでいると「なんぞげに(何気なく)」良く使われる言葉です。
しかし、改めて文字を読んでみても全く意味が分かりませんよね?
と言う事でさっさと正解を出しますが、簡単に言うと「法事・法要に際して仏前にお供えされる丸いお餅」の事です。
漢字で書くと『御華束(あるいは御華足)』という文字になるそうで、漢字で書くと何とも神々しい印象になりますね。
この場合は『仏々しい』と表現した方が正確なんでしょうか。
さて。
昨日は義母の四十九日だったんですが、改めて『おけそくって一体何だろう?』と気になって家族で話題にしてみました。すると、長男(14歳)は当然のように「聞いた事ない」という回答でした。
長女の方は「意味は分からんけど名前は聞いた事ある」という反応だったんですが、その後に変わった事を言ってました。
「おけそくという”音の響き”が苦手。」
へー、音の響きねえ・・・
と気になったので「他にどんな音の響きが苦手なん?」と聞くと
「プチョヘンザ」との事。
英語の「Put your hands up」ですね。私は思いました。「いや、そんな、日本に住んどって、そんな言葉日常で使わんやん・・・」と。しかしそんなまともなツッコミを娘にするのは野暮というものです。
「へー、プチョヘンザが苦手なんや。じゃあチェケラ(check it out)は?」
と聞くと
「それは大好き」との事でした。
なるほど・・・。お義母さん、あなたの孫娘は元気に成長してますよ。
という事で。富山に限らず、地域には色んな風習・方言・慣例などがありますが、富山県高岡市の不動産屋としてその辺も私がしっかりサポートしていきたいと思っております。
富山県高岡市の不動産会社、ランド・プランをチェケラ。