今年も固定資産税の時期が来ました。
弊社は12月決算なので『2月末に納税(法人税とか消費税とかを)』しないといけないんですが、それが終わり、一息ついた所で『4月頭に』固定資産税の通知書が来ます。
正直、『また税金か・・・』とは思います。
『税金か!これで少しはこの地域や我が国の役に立てるんだな!やったぜ!』
とは、残念ながら思いません。私はそこまで人間が出来ていないんですよ。
『無駄遣いしてないで、減税してよ・・・』とも思ってしまいますが、今日はそんな愚痴を言う回ではありませんでした。固定資産税の住宅用地の特例を『具体例で』ご説明しようと思ってたんです。
と言う事で、早速具体例を出します。
↓
私個人に届いた固定資産税課税明細書です。なんかごちゃごちゃ書いてありますが、ポイントをまとめると以下の3点です。
1.土地の固定資産税は安い(二つの土地があって、合計しても年間8,868円)。
2.建物の固定資産税は高い(年間126,625円)。
3.土地の備考欄に『住宅用地』と記載されている。
土地の固定資産税は安いんですよ。ただしこれはその土地に『住宅が建てられている場合』に限られます。これが『固定資産税の住宅用地の特例』です。
課税明細書に『評価額』という欄がありますが、『住宅用地』として認定されている場合、この額に『1/6』を乗じた額が『今年度課税標準額』になります。
そして、これに税率(1.6%)が課されて実際の税額が算出されるという仕組みになります。
※宅地面積200㎡以下の場合。それ以上の場合はまた別の計算がありますが、ややこしくなるので書きません。
住宅が建っていない『更地』の場合は、先に述べた『1/6』という特例の計算が省かれます。なので、『評価額×1.6%』というストレートな計算になり、私の場合は二つの土地で『53,217円』という計算になります。
住宅用地である事で、本来53,217円という税額である所、実際には8,868円で済んでいる。という話になるわけです。
しかしその分、建物に固定資産税が掛かってくるわけで、払っている側からすれば『結局そこで税金取っていくんかい!』と言いたくなるわけですが。
更地を持っていると土地にしか税金は掛からないけど、税額は高い。家を建てれば土地に対する税金は軽減されるけど、家に対する税金が掛かってくる。
我々庶民は逃れようがありません。上手く考えられてますよ。
だから、真面目に税金は払います!
だから・・・
真面目に税金を使っていただけるよう、関係各所の方には、心からお願いを申し上げます!
個人の固定資産税もあるし、法人としての固定資産税もあるし・・・。4月も納税ばっかり。
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2 件の投稿
そーだそーだ
正しく税金を使ってくれていれば文句はない
とにかく議員の給与その年齢の平均年収でよしとしてくれ
皆んな国の為に身を犠牲にして働きたい人なんだよね?
りんさん、共感いただきありがとうございます。『議員の給与、その年齢の平均年収でよしとしてくれ』というのは本当にそうかも知れません。『政治にはお金が掛かるんだ』とか言われてますが、そりゃ食事会で10万円の商品券を配るようなのを政治だと言われればお金は掛かるでしょう。そんなお金があるのなら被災地の復興とか物価高(具体的には食糧費と燃料費)対策に充てて欲しいと私は思います。そういうのに使われるんなら納得できますので。
それなのに、物価高対策として金利を上げるって。どんだけコロナで苦しんできた事業者とか住宅ローン利用者をいじめるのかと思ってしまいます。トランプ関税の件もあるし、マジで消費税廃止か税率ダウンを”真面目に”議論して!!
とも思ってしまいます。
・・・
結局愚痴でしたw