よく『住み心地が良い県トップ〇〇』というのがありますよね?例えばこんな感じ。
これを見ると。
住み心地ナンバー1は『4年連続で東京都』となってます。そりゃあ東京一極集中時代が終わるわけないですよね。
政治の中心であり、経済の中心であり、人気の中心でもあるんですから。
以下、2位神奈川県・3位兵庫県・福岡県・沖縄県・・・と続いて11位に石川県が入ってきます。
じゅ、11位に石川県・・・!?じゃあ富山県は!?
と思って見ていくと。
あれ?
あ、あれ?
ない?
ないんです。
今回の『TOP23』というランキングの中に、富山県は入ってないんですよ・・・⤵
47都道府県しかないのに、23位にも入ってない・・・?ならきっと、24位だったのでしょう!(て事にしておきましょう)
それにしても。こう見ると。
富山県って本っ当に『目立たない県』だなあと思いますよね。
確かに海もあって山もあって川もあって魚(氷見の寒ブリとか新湊の白エビとか)は美味しいし肉(黒部名水ポークとか氷見牛とか)も当然美味い。
ついでに言うと。
空気も水も夜空もキレイで、米(コシヒカリとか富富富とか)や酒(立山とか勝駒とか成政とか)は超絶美味い。
ただ、どーにも。
『華やかに目立つ所が』無いんですよねえ。
地味。それが富山県。
しかし。
私はその『地味で、華やかに目立たない事』こそが真の勝者の条件だと思ってるんです。
何故なら!
中ぐらいの勝利で満足するものは、常に勝者であり続けるだろう。
という、マキャベリの言葉を信じているからです(マキャベリは私が勝手に私淑している師匠)。
そしてこれは人間社会の真実を突いているとも思っています。何故なら。
これもマキャベリ師匠の言葉ですが『長所は必ず短所を伴う』からです。例えば。
東京は確かに『住み心地が良くて』人が集まりやすい所なんでしょう。これが長所。
しかし。
人が増えれば当然に道路は混雑しますし、電車は過密ダイヤになります。電車も満員になって不快指数も上がるでしょう。特に、こう暑いと。また、人が極端に集まれば需要と供給の関係で『物価は高く』なるでしょうし、それに伴って当然に『地価も高く』なります。
なにより。
人気があるって事は他から『嫉妬』されます。現に、私は東京に嫉妬してますからね。というか嫌いです。こんなに大勢の人間を連れていくって。ハーメルンの笛吹き男でもいるのかと思ってしまいます。
ま、私に嫌われても東京は歯牙にもかけない(当たり前)でしょうが、人間社会においてはとにかく『嫉妬』というのが大変恐ろしい感情になるんですよ。
なんせ、足を引っ張られますからね。
と、そう考えると。
全く目立たず、あまり嫉妬される存在とは言えない我が富山県は、『常に勝者であり続けられる』可能性があるのでは無いかと思ってるんですよ。そして、それは我が高岡市も同じです。
かと言って。
富山県や高岡市が『住み心地ワースト10』などに入ってしまうと、それはそれで困るんですよ。それでは『単なる敗者』ですからね。大事なポイントは
『中ぐらいの勝利は』得ておかないといけないという事です。
富山県は、実は凄く良い所です。
日本海側で『雪ばっかり降っているイメージ』があるかも知れませんが、最近は積雪も少なくなり、住みやすい県としても認められ、今後の大型地震の被害が最も少ない県と想定されています。あと台風・豪雨・水不足の被害も少ないです。
これは昨日いただいたコメントをそのまま引用させていただいてるんですが、正にその通りと思います。
良い分野で目立たず、悪い分野でも目立たない。
ほどほどに良い位置を保つ。それこそが富山県の成長戦略になると思うんですがいかがでしょう?
でも、まあ。
寿司では目立ちたいですよね。富山県が掲げる寿司といえば、富山ってのは本当に良いキャッチフレーズと思ってます。
ただ・・・
私も確かに富山県民なんですが、こんな身分(超零細不動産屋)なので、そうそう日常的に『富山の美味しいお寿司を』食しているわけではありません。
なので。
是非。
間違っても嫉妬しないで下さいませ!