線路沿いの家ってあなたはどう思います?線路沿いって、電車の騒音がうるさいんじゃないの?』とか『家が揺れるんじゃないの?』とか思いませんか?
確かにそういうご心配もあるとは思いますが、結論から言います。線路は日本中にめちゃくちゃありますので、それだけの理由で線路沿いを避けてしまうと物件探しの幅がかなり狭まってしまいます。
線路沿い を避けるとなると、大通り沿いはどうなります?トラックがバンバン走ってウルサイかも知れませんし、危険もあります。電車だって事故(脱線)する可能性はゼロじゃありませんが、車だって事故はありますからね。また、どう考えても安全な場所でも、空から飛行機が落ちて来たら同じです。
線路沿い を避けるとなると、川沿いや用水沿いはどうです?水害が起きる可能性もありますし、人が落ちてしまう可能性もあります。しかし、日本にはこれまた、川や用水がめちゃくちゃあるんですよ。
線路沿い でもなくて、大通り沿いでもなくて、川沿いでも水沿いでもなくて、夜道が暗く無くて、とは言ってもウルサイ繁華街沿いでもなくて、ゴチャゴチャした住宅街もちょっと避けたくて、かといって田んぼの近くはカエルの音が気になって・・と探していくと
『日本に住む所あります?』状態になってしまいます。
とにかく今回は線路沿いの話でした。基本的に『線路沿い』というだけで物件を避けるのは勿体ないです。
しかし。
全ての線路沿い物件が大丈夫というわけでもなくて、私は以下の3つの『線路沿い』は気を付けた方が良いと思っています。
1.警報機や遮断機が無い踏切の近く
2.都心部の線路沿い
3.ペアガラスになっていない家・外物干の家
1は、当然『危険だから』です。調べてみると、全国で今も2700か所以上『警報機も遮断機も無い踏切』が存在するようです(なくせ! 第4種踏切より)。今も事故は無くなってないんですが、中々こういった踏切を無くす事も難しいようです。ちなみに、今回の冒頭に出している写真が『第四種踏切』という事になります。
2は、正直、我が富山県の電車本数と都心部の電車本数は桁違いですよ。本数を比べてみようと思いましたが、比べるまでも無いと思いましたのでやめました(ちゃんと調べようと思うとめちゃくちゃ大変そうでしたので)。都心部でバンバン走っている線路沿い物件は、そりゃ『ひっきりなしに』電車が通ってウルサイでしょう(しかし、それも慣れるという説もある)。
3.騒音で言うと、住宅のガラスが『単板』か『ペアガラス(又はペアサッシ)』かで、中に聞こえる音は全く違ってきます。また、電車が走ると『砂ぼこりやスス』が近くの家に飛散する事がありますので、それを避ける為にも『外部物干』の家は気を付けた方が良いもと思います。
ま、現代は『黄砂』なんてものもありますので、外部物干については線路沿いだけの問題では無いんですけども。
弊社でもこれまで、何軒も線路沿いの物件を扱ってきましたが、特に何か故障(後悔の声)を頂いた事はありません。
そういえば、実際に『線路沿いの物件』をご購入いただいた方からこのようなコメントをいただいた事がありました。
↓
(城端線が気になりましたが・・・)今は全く気になりません。
城端線ですからね。長閑なモンです。
と言う事で色々書きましたが、実際には『線路沿いの家で体感してみる』というのが一番確実です。そうすれば音の感じも分かりますし、家が揺れるかどうかも分かります。
ただ、家が揺れるってソート―ですよ。線路沿いというよりも『線路下』とかの場合じゃないかと思います。
線路下と言えば。
昔のドラマとかでは大抵そんな所に『赤ちょうちん』の屋台がありましたよね。
私自身、実際に行った覚えはありませんが。親父さんが一人でやってて、コップ酒があって、おでんとか出てくるイメージですよ。
・・・
断酒中でした。この妄想、やめます。
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