近隣挨拶は真の大人になる「栄光の架け橋だ!」と書こうと思いましたが、ジェネレーションギャップがあってもマズイと思ってやめました。
「大人の階段の~ぼる~」は、更に昔なのでやめました。超名曲ですけどね。
さて。
不動産業をやっていると「ご近所挨拶はどこまですればいいんですか?」というご質問を良く受けますので、ここらでちゃんと書いておきます。
やっぱり気になりませんか?「なんかルールがあるの?」とか「その地域の習慣とかあるの?」とか「なんか手土産もってかないといけないの?」とか。という事で不動産屋としての知見でお伝えしておきます。
まずは「近隣挨拶、どこまで行けばいいの?」についてさっさと答えを書きますと「向こう三軒両隣」です。あと「裏手の家」。
あなたの家があって、まずはその両隣。実際に地面が接しているお隣さんですからね。超大事です。そして、道路を挟んで向かい側の家3軒。この辺もしょっちゅう顔が合う家なので超大事です。
そして忘れがちなのが
「裏手の家」
裏なのであんまり関係なさそうですが、ここも地面が接してますからね。大事です。サザエさんで言ったら「伊佐坂さん」の家です。フネさんと伊佐坂さんの奥さんが洗濯物干しながら立ち話してるでしょ?あんなイメージです。
という事で、両隣で2軒、向かって3軒、裏手の1軒。合わせて6軒。これでokです。
「え?それだけ?」という声もありそうですが、それだけです。「その更に横は?そのお向かいは?」とか言ってたらキリが無いですからね。
次に「いつ行く?」ですが、基本的には「実際に引っ越しする前日」辺りで宜しいかと。もっと前でも良いですけどね。
あと「町内会長(自治会長)さんにも挨拶いかないといけないですか?」と聞かれる事もありますが、私は特に必要無いと思ってます。「いずれ会うでしょ」というだけの理由ですが。もちろん挨拶に行っておけば「なんと丁寧な方!」と思われるでしょう。
最後に「手土産」ですが、色んな方の話を聞いてると「1000円位のお菓子」が多いかなあと思います。タオルとか石鹸とかのパターンもありますが。私が貰って嬉しいのはお菓子ですね~。酒やめてから甘い物が大好物になってしまって。
・・・
というのは私情ですが、タオルとか石鹸も選ぶのが中々大変かなと。お菓子なら「自分もこれ食~べよ♪」というのを買っておいて「近隣挨拶ミッション無事完了!」のタイミングで一服するのに丁度良いと思いませんか?
ちなみにお菓子は引っ越し先近くのお店ではなく「旧宅近くの」お菓子屋さんの方が良いと言われています。理由はなんとなく分かりますよね?お土産って基本的にそういうものでしょうし。
という感じで超ざっくりと書きましたが、ご近所挨拶ってのも緊張するモンです。私も「不動産屋」という商売しながら「人見知り(というか場所見知り)」がヒドイので「出来れば避けたいイベント」なんですが、後で気まずい思いをするのも嫌なもんでしょ?
そして
「挨拶」というのは元々「挨(押して)拶(迫る)」という意味です。
ここは気持ち的にも「引き気味で」行わずに「食い気味で」積極的な姿勢で取り組んでみる事をおススメ致します。
一度やれば終わります。美味しいお菓子の為にも、頑張って下さい!!
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