昨日。以前弊社から物件を購入いただいた方からご相談がありました。近隣トラブル系です。
お隣の庭で子供がサッカーボールで遊んでいて、しょっちゅうこちら側の敷地に飛んでくるんだそうです。で、ボールが来たら当然のように『子供も』さらっと敷地に入ってきて、ボールを取っていって、また遊ぶという。
で、ボールで遊んでいたら、当然のようにまたこちら側の敷地にボールが飛んできて、ボールが飛んで来たら当然のように『子供も』さらっと敷地に入ってきて、ボールを取ってまた遊ぶという。
無限ループ状態です。
この方も一度か二度、子供が敷地に入ってきた姿を見たので「ここは人の家だから勝手に入ってきちゃダメだよ」と教えたそうなんですが、しばらくは静かになった後、数日するとまた元通り。無限ループの復活です。
うーん・・・
まず、本当は『子供を持つ親の方が』気を使わないといけない場面ではありますよね。
例えばネットを貼るとか、フェンスを高くするとか。
そもそも『庭ではサッカーボールで遊ばせない』とか。サッカーボールってデカいし重いですからね。家の外壁にぶつけられたら中の人にとってはソート―うるさいですよ。
しかし。そういう事に気付かない親だったらどうするか?
これはもう、『言いたくないけど』直接言うしかないですよねえ。『庭で遊ばれるのは良いんですが、ボールがこちら側に飛んでこない処置を考えて貰えませんか?』と。
基本的に、こういったケースでは『人に迷惑を掛けているとは全く気付いていない』事が殆どなんですよ。『わざとやってるんじゃ?』と思うかも知れませんが、そういう『嫌がらせ系』は本当にごくごくわずかです。ただ単に
気付いていない
だけなんですよ。なので、なんとかしてその事実(迷惑しているという)を伝えないといけません。
ポイントとしては『クレーム』だと思わせない事です。人間は感情の生き物なので、『文句を付けられた!』と感じるとつい反発してしまいます。『子供だからしょうがないじゃないですか!』とか『それの何が問題なんですか!』とか。
なのでとにかく『やめて下さい』じゃなくて『困ってるんです』というニュアンスにて。
そういえば昔、私が小さい頃は、どこの地域にも『めっちゃ怖いオジサン』みたいな人がいて、子供が何かしているとすぐ怒られたモンです。私も良く色んな学校の先生とか、どっかの会社の人に叱られてました。
珍しい所では『郵便配達のオジサン』にも怒鳴られた思い出があります。
今から思うと、子供時代は何故あんなにいつも怒鳴られていたのか?
どっかの学校敷地に不法侵入したり、どっかの会社敷地に不法侵入したり、道路上にたんぼの泥を投げつけて遊んでいただけなんですけどね(この時に配達員の方にめちゃくちゃ叱られました)。
子供ってそんなモンでしょう?でも、『それはダメな事なんだよ』と言う事は誰かが教えないといけません。その為にはいきなり『地域の人』じゃなくて、まずは親の出番でしょう。
親がダメならおじいちゃん・おばあちゃん。おじいちゃん・おばあちゃんがダメならおじさん・おばさんとか、兄弟姉妹。
それがダメなら地域の人(例えば私)なんですが、私もあんまり、子供にトラウマを与えたくないんですよね。『他人様の敷地に勝手に入ったアカンぞ!』と一喝する『カミナリオジサン』が懐かしい気もしますが、時代は令和です。
令和らしく、優しく、優雅に、和やかな話し合いの上で近隣トラブルを解決していただければと願っております。
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2 件の投稿
私は今子どもで公園に行ってサッカーをしていたら友達が高いボールをやって大丈夫かめちゃくちゃ焦りました。注意をしてもやってループをしていました。それで家に帰って検索したらこれが出てきました。
サッカーは楽しいですが、それで困る人もいるので、ボールが人の家に飛んでいかないように気を付けて遊んで下さいね。
一回なら家の人も怒らないでしょうが、ループされると家の人も腹が立ってしまいます。ループしないように気を付けて下さいね。