昨日は高岡市議選の告示日だったわけですが、私の方は色々あって某候補者の方の選挙用ポスターを貼りに回ってました。二人一組になって回るんですが、我々の割り当ては15か所。
15か所貼って、大体1時間30分。所要時間としては一か所辺り6分ですね。なので、大した手間ではありません。
が。作業の間中ずーっと「これって本当に要るんかな?」と思い続けてました。江戸時代の「お触書」じゃあるまいし、わざわざ街頭に貼り出す必要があるのかと。
ポスター掲示用のボードも用意しないといけませんし、ポスター自体も大量に用意しないといけません。これだけでも結構な費用が掛かっているものと思います。
「やめませんか?」
と、つい思ってしまいました。しかしそう言うと反論される事も分かってます。「あのポスターが無いと”誰が立候補しているのか”分からない人だっているんだぞ!」と。
「ほんとに?」と思うのは私だけでしょうか。私自身、選挙ポスターを見て「へえ、こんな人が出てるんだ。よし、この人に入れよう!」なんて思った事ありませんからね。
それに、顔で選んだらマズイでしょ?「なんか良い人っぽいだから」とか「好みの顔だから」とか言っている場合でもありません。
大事なのは政策と実行力、そして人柄ですよ。
そういったものは、写真じゃなく、実際に会って、話をしてみないと分かりません。
しかしそれは現実的に難しい。となると断然「動画」ですよ。街頭演説をずーっと聞いてられる人って何人いるんですかね?少なくとも私は無理です。今日みたいな寒い日だと特に。
しかし、動画ならスマホさえあれば「いつでもどこでも」見れます。動画ならその候補者が「どんな考えを持っているのか」とか「どんな主張をしているのか」も分かります。
そして、しっかりと見ていれば。
「真摯な人かどうか」も分かります。そういうのは言葉のはしばし、表情のはしばし、動きのはしばしにしっかりと滲み出るもんです。
なのでもう、選挙戦も動画でいいんじゃないかと思ってます。少なくとも、選挙用ポスターは、やめるか、もっと数を減らして良いんじゃないでしょうか。
江戸時代(もっと前から)連綿と続く「辻々のお触書」文化もそろそろ終わらせて良いと思いませんか?
ピエー〇瀧さんもきっとこう言いますよ。
「もうええでしょう!?」と。
・・・
好き勝手言ってますが、ちゃんと、やる事やってから文句を言っているので許してください。
最後に。
選挙というものは、我々庶民が「勝ち取った」権利です。義務じゃないんです。大切な権利なんですよ。昔は選挙なんか無くて、その時その時の権力者が好き勝手やってたんです。その好き勝手をやめさせるために、我々は選挙という武器を勝ち取ったんです。
その武器を、大切に使いましょうよ。
てことで、選挙ポスターは見なくて良いので、選挙には行ってください。きっと良い未来になると信じて!
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