法務局に用事があって行ってました。最近はネットで登記関係書類が取得できる事もあり、めっきり行く機会が無くなったのですが、なんだか混んでましたね。
さて。法務局でボケーっと書類待ちしている時『法』という字の事を考えてました。私は一応法学部で、宅建試験(宅地建物取引士試験)の時や行政書士試験の時も『法律』というものを若干学んだんですが、その時から法の字は気になってました。
なんでサンズイなんだろ?と。
で、さすがネット時代ですね。同じ事を気にしている方がいて、答えも(一応)ちゃんと書いてありました。
「法」という漢字は、水には関係がなさそうなのに、どうして「さんずい」が付いているのですか?
しかし実際、回答文を読んでもスッキリはしません。『諸説あり』という感じだからです。ただ、個人的には上記のページにある3番目の説はまだしっくりきました。
以下、上記リンク先から引用
”古代中国の裁判では霊獣カイチを2匹用いたといいます。今風に言えば、検察側と弁護側に1匹ずつカイチがいるわけです。この2匹を争わせて、勝った方が裁判にも勝利するのです。かわいそうなのは負けたカイチです。敗れ傷ついた霊獣は、文字通り、水に流されてしまうというのです。「法」に「さんずい」が付いているのは、この「水」を表している、というのが、この説の主張です。”
なるほど・・・。とはいえ、カイチという霊獣が出てきてややこしいですよね?なので、ごくシンプルにこう解釈すれば良いのでは無いでしょうか。
法とは、簡単に言えば『ルール』ですよね?この世の中は一定のルールに従って生きなければならない事になってます。そうじゃないと世の中が混乱してしまうからです。ルールが無いとケンカも起きます。事件も起きます。争いだらけです。
でも、そのルールに反してしまう人っていますよね。
困りますよね。ルール違反は困ります。でも、その人たちに対する制裁もまた、ルールに則って行われないといけないのです。
古代中国では多分。ルールに違反した人は本当に『水(川とか海とか)に流していたんだと思います』
怖いですね。可愛く言いましょう。
水に流して、退場させちゃうぞ♪
という事です。
セーラームーン風に言えば。
『月に代わっておしおきよ♪』ではなく『川(又は海)に流しておしおきよ♪』という事なんじゃなかろうかと。
法務局で『法』の字を眺めつつ、頭の中で『ムーンライト伝説』が流れていた私でした。
テレビでセーラームーンが放映されていた時から、もう30年以上経ってるんですけど、ムーンライト伝説の歌詞は今でも覚えてるんですよねえ・・・
おしおきは怖いですよ。
という事でお互い、ルールを守って、真面目に生きていきましょう。