芸は身を助ける。と言います。私はその昔(中学生)の頃、体操部だったんですが、当時はバク転とかバク宙とかが出来ました(多分今も出来る。はず)。
「そんなもん出来て何になるの?」と思われるかも知れませんが、実際に役立った事があります。
高校時代(当時は野球部)のお話。
練習試合の後に二上山の下り坂を自転車で爆走していたんですが、自転車のハンドルにぶらさげていた野球のスパイク(靴)が前輪に絡まって自転車が急停止を起こし、私が虚空に射出されるという事態が発生しました。
何故そんな所にスパイクをぶらさげていたのか?については、当時の私がバカだったとしか言いようがありません。
本当にもう、ジャッキーチェンの映画のように大空をぶっ飛んだんですよ。映画『ET』の名シーンのように『自転車ごと』飛ぶんじゃなく、自転車は止まって私だけが大空を飛ぶ。フライハイです。
で、そのままだと多分、頭から突っ込んだり手を付いたりして大変な事になっていたと思うんですが、当時の私は空中でもクールでした。冷静に、こう考えたのです。
「これはジタバタすると危ない。冷静に、一回転して足から着地しよう。」
結果。
くるっと一回転して見事に着地。周りの野球部メンバーはあっけに取られてました。30年経った今でもその『空中にいた感覚』は覚えてますね。マジでジタバタしなくて良かった。シブがき隊に感謝です。
って事で、見に着いた芸は身を助けるって事ですよ。
同様に。
今朝新聞を読んでましたが、『男女関係』の話でいくつかの事件が書いてありましたね。ちょっとだけ関係のある企業のお話もあったので『そんな事もあるんや・・・』と興味深く読んでおりました。
ブランドイメージってのがありますからね。その辺どうなるのか。
それにしても男女問題ってのは怖いですね。人間の、いや生物にとっての『本能』の部分であり、中々リスク回避は難しいのだろうなと思いつつ、そういう私には全くそんなリスクが起きる気配もなく。
『モテない』というのは誠に寂しい話ですが、それによって身は助かるので、それはそれで幸せな事なんだなあと思った本日でした。
まあ体操は、マジでやっておいて良かったですね。やってなかったら死んでたか、大怪我してた所ですからね。
てことで本日の結論はコチラ。
自転車の前輪にスパイクをぶらさげて自転車を走らせてはならない。
ご注意を。