不動産屋がこんな事言うのもなんですが、あんまり住宅ローンを借り過ぎる事はお薦めしません。
本来不動産業者としては
「住宅ローンが通ってナンボ(通らないと買って貰えない)」
と思うモノですし、住宅営業マンなら
「出来るだけ多く借りて貰いたい(建築費を多く確保したい)」
と思うモノですし、金融機関の担当者なら
「どうせ審査するなら貸出実績を増やしたい(自分の成績に関わってくるから)」
と思うモノです。
これは私が「不動産業者であり、元住宅営業マンであり、元消費者金融営業マンであった」から間違いないです。当事者でしたからね。しかし。
私自身も住宅ローンを背負う人間の一人ですから、そういった意味でも「当事者」です。それでいうと。
「借りられる事と、返していける事はイコールではない」
という事は改めて声を大にしてお伝えしたいと思ってます。
とにかく住宅ローンを通す事も大事ですし、それは私もいつも言っている事ではありますが、問題はその後です。ローンの仮審査は「いくらなら借りられる」という「枠」を決めるだけのものです。
別にそれを限度内いっぱいで借りる必要はありません。
自分のライフスタイル、そして将来設計を考え、特に
子供の事を
考えたローン組みをして欲しいなあと思います。万一の話ですが、生活が破綻して苦しむのは親もそうですが、子供がもっと苦しみますからね。しかも「何の責任もなく」。
万に一つと書きましたが、実際にはたくさんある事なので、是非お気を付けください。
かといってこれは「自己資金をたくさんぶち込んで借入額を減らして下さい」という話ではありません。
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中々難しいですね。難しいんです。共に勉強していきましょう!