インスペクションという言葉が少し前から流行っています。
すみません、少し嘘付きました。流行ってはいません。
多少『認知されてきた・・か・・・な?』という感じです。
インスペクション。元々は『検査』とか『調査』と言った意味合いらしいんですが、不動産・住宅業界でいうインスペクションは『住宅診断』という意味で使われます。
ではこのインスペクション(住宅診断)、実際にどんな事やっているのか気になりませんか?
え?気にならない。なるほど。
確かに普通に生きていて「いやー、インスペクションって気になりますよね!」という事は一切ないでしょう。
しかし。
「今から家を買おう。ここに住もう!」という場合は、やはり気になるものだと思います。と言う事で私の方で少し説明致します。
インスペクションは・・・
と、細かく書くとキリが無いので、先日調査して貰った弊社物件写真をいくつかご紹介しながらご説明致します。
例えばこの物件(小矢部市道林寺)。
まずは外回りをしっかりチェックします。
基礎
外壁及び軒天
外壁。防水箇所を特に細かく見られます。
室内に入って床下。給排水管もガッツリ見られます。
天井裏。私、自宅の天井裏さえ見た事ないのに、各物件の天井裏はいつも拝見しております。
床の水平を測ってます。今時ビー玉では調べません。
壁の垂直も測ってます。
と、疲れてきたのでそろそろやめておきますが、この他にもチェックポイントはたくさんあります。
『中古住宅』と一口に言っても色々あります。ボロイ家もあれば新築並みの家もあります。
インスペクションというのは、その辺(ボロイ家なのか?新築並みの家なのか?)を見極める為の非常に大切な調査なのです。
と言う事で毎回結構面倒くさいんですが、サボらずにしっかり頑張ります!