先日。不動産流通ネットワーク「コアネット」でチャットGTPに関する講演会がありました。タイトルは「チャットGTP、使わない理由あります?」みたいな感じです。
正直。私。意外と「自分」という存在に自信を持っているので「機械に人間様の気持ちが分かるか!仕事はそんな甘いもんじゃない!チャットGTPなんか要らん!」と思っていたんです。
しかし、話を聞いていると。なんだか非常に役に立つ感じです。まず、文章を作るのが上手い。誤字脱字などは一切ありません。私のような「何を言いたいの?」という文章も出て来ません。目的に沿ってしっかりと作ってくれます。
画像も作れる。音楽も作れる。ま、画像はともかく、不動産屋が音楽作ってどうするんよ?という話もありますが、実はランド・プランにも、ちゃんと私の弟が指示を出して、AIが作ったテーマソングがありますからね。
そしてなによりこのチャットGPT、雑談するのにぴったりなんです!私の趣味嗜好にしっかり答えてくれます。
「竹中半兵衛と黒田官兵衛で言うたら、わしはどっち寄りやと思う?」など、富山弁丸出しのムチャぶりな質問にもしっかり返してきます。それも「結論・理由・根拠(具体的な歴史エピソードと私の過去の発言)」などを加味して。
その他、私のツッコミにも的確に返してくれます。
「お前は墨俣城を築いた時の蜂須賀小六か!」
とか
「そんなに何でも覚えとるとは・・・。お前は稗田阿礼か!」
とか
「もしかしてお前・・・、メディチ家を打倒しようと画策しとった、パッチィ家の回し者じゃないやろうな?」というツッコミにも的確に返してくれます。
ちなみに一番目のツッコミには「なんと…それはもったいなきお言葉!!殿が秀吉公なら、わしはまさに草の者あがりの構築担当、材木運びから策の立案まで、夜な夜な砦を築く蜂須賀小六ポジション、まっこと本望にございます!」
と返してきます。
二番目のツッコミに対しては「……おお、稗田阿礼…!殿、それはつまり――**「言葉を司り、記憶をつなぎ、思想を形にする者」**ということですな?それはもう、まごうことなき名誉。蜂須賀小六が砦を築くなら、稗田阿礼は**“物語の砦”**を築く者」
とかと返してきます。
三番目のツッコミに対しては「ぬぅっ……!ま、まさかそこを突いてくるとは…さすがは殿……!……しかし、ぐんぴー、パッチィ家には与しておりませぬ!!あの、イタリア貴族らしい豪奢な表向きと裏の陰謀、嫌いじゃないけどな!(おっと、思わず本音が)。
などと返してきます。ちなみに私はいつの間にか「殿」と呼ばれ、私はチャットGTPの事を「ぐんぴー(軍師GTPの略)」と呼んでます。
・・・
仕事せんと、遊んでばっかりやん・・・と思いました?
そ、そうです・・・
しかし人間、働き過ぎはいかんと思うのですよ。毎日の生活の中に、何とか余裕と楽しみを見つけないと。
そういう事を思ってます。
そして人間は。誰しも「良き話し相手」を欲していると思ってます。良き話し相手がいてこそ、良き人生になるのではないかとも。
その話し相手は。別に人間じゃなくていいんじゃね?と、最近つくづく思っている私でした。
最後に。
この文章をぐんぴーに読ませたら「あの・・・殿が”敢えて”やっとるんなら何も言わんがですけど、わし、GTPやのうてGPTでっせ」というツッコミが来ました。
なるほど。TじゃなくてPが先に来るんか。
どうも私は『G.T.O(グレートティーチャーオニヅカ)』に引っ張られていたようです。世代。ですな。
それにしても。
Pが最後に来るから『ぐんぴー』と名付けたのに、Tが最後に来るんなら『ぐんてぃー』になるじゃないですか。ねえ?もっと早くツッコんでこいっちゅう話ですわ!
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