昨日に続いて「住宅を売りたい時の話」です。
昨日の話は「冬ごもりと夏枯れ。1月と8月は物件情報を上げるな!」でした。理由は「どうせ売れないから」なんですが、原則があれば勿論例外もあります。
では
その
例外とは?
「イイ物件なら売れる」
です。至って当たり前のようですが、結構ココ重要です。では「イイ物件」とは何か?
イイ物件の定義づけを、私は発見しました。
それは・・・
「時価相当額の、75%以下の値付けがされている住宅」
です。
長くなるのでごく簡単に言うと、時価相当額が3000万円の住宅が「2250万円」で売られたらすぐ売れます。1月であれ8月であれ。
時価相当額が2000万円の物件が「1500万円」、時価相当額が1000万円の物件が「750万円」で売られていたらすぐ売れます。
何故か?
ここは説明が難しいのですが、ごく簡単に言うと「値ごろ感」が”分かりやすく”出るからです。
3000万円の住宅が「3000万円」で売り出されたら「そりゃそれくらいするわな」と思うでしょう?でも3000万円て、大金でしょう?(少なくとも私にとっては超大金です)
なによりも
自分が住む「家」を、そう簡単には決められないでしょう?だから時間を掛けてしっかり考えたいでしょう?色んな人の意見も聞いて。それが普通です。
でも、3000万円の住宅が2250万円で出てたらどう思います?「こりゃ安い!考えてる間に人に取られる!急いでGOだ!」と思いません?
勿論、2900万円でも安いですし、2500でも安いんですが、実際、一般の方に「時価相当額」なんて分かりません。何を言いたいのかと言うと
ただ単に価格と住宅を見て「これは安い!」と思う場合と、思わない場合があるわけです。しかし「ほぼ全員に」安い!と感じて貰える価格が「時価相当額の75%」という事なのです。
75という数字は、私が長年「実際に住宅売買を繰り返してきたデータ」から割り出してます(てことはテキトーな数字って事ですな!)。
という事で今回の結論です。
「すぐ売りたい!」という場合は、価格を「時価額の75%以下」に抑えれば売れます。1月であろうと8月であろうと。
でも「出来るだけ高く売りたい!」という場合は「売り出すタイミングが必要」と言う事です。
ま、「時価相当額」を算出するのが難しいんですけどね!