MENU

2023/02/27
不動産屋が芥川賞受賞作『推し燃ゆ』を読む。『推す』気持ちとは何なのか?
|
不動産屋の日常

有限会社ランド・プラン

読書シリーズです。今更ですがちょっと前に話題になった『推し燃ゆ』を読みました。

「お前、ヒマやろ?」と思ったでしょ?スキマ時間の有効活用ですよ。

で、この『推し燃ゆ』、21歳の女性が芥川賞を獲ったという事で結構な話題だったのですが、内容もまたエポックメイキングと言いますか『今時』と言いますか。

推し活』分かります?分かる人には「今更?」案件でしょうが、知らない人は全く知らないんです。ちなみに私は全く(内容を)知りませんでした。

名称を聞いた事はありましたよ。でも、何を推すのか。『押す』のか『押忍』なのか。もしかすると『押すなよ!?』という素晴らしいギャグを使った活動なのか、それすらも分かりませんでした。

『推し燃ゆ』読んで分かりました。壮絶な世界です。

要するに『アイドル的な何か(人に限らない)を応援する』という事です。人が何かの存在に特別な関心を持つのは当然の事ですから、分かるような気はします。

気はしますが、心から理解出来るかとなると、「で、出来ません・・・」という事になります。

結局、私なんかの場合は『妻を応援する・子供を応援する・家族を応援する』という程度にとどまり、それ以外の『誰か』を応援したいかとなると、「き、興味がありません・・・」という事になるわけです。

もちろん、私を頼ってきて下さった『お客さん』を応援したい気持ちはありますし、実際に応援もしている積りですが、そこまでアツく応援出来るわけでもありません。

肩入れ出来ない性格なのか、冷たいのか、人間的感情が欠如してるのか分かりませんが、私はそういった存在です。

ただ。

『推し燃ゆ』を読むと、「スゴイ頑張っとるやん!キミはスゴイよ!ちゃんと頑張っとるやん!」と思って、『推し』を推している『その子(主人公)を』推したくなってきます

ここで「はっ!これって肩入れしてるって事やん!」と気付くわけですけども。

多少、こんな気持ちに『近いのでは無いか?』と推察しております。

私も娘がいますのでね。どうしても主人公と娘を重ねて読んでしまいました。

推す。か・・・。ここまで書いて思い出しましたが、夏目漱石の文章でも『押す』というのがキーワードになっていたのがありましたね。

結局、○○問題が一番難しい。でも。「夏目漱石の牛で行こう!」という話。

『決して相手をこしらえてそれを押しちゃいけません』と言ってますが、ここの『押す』はまたちょっと違う意味ですね。

でも、少し被っている部分もあるような気もします。

ま、答えを急ぐ必要はありませんね。慌てず行きましょう。


有限会社ランド・プランをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで届きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー |
不動産屋の日常
タグ |
作品鑑賞
子育て

7大お悩み相談

お客様の声

2022/04/21

家ってお高いですよね?どうしたら不安なく家が買える?

お客様の声

2022/04/15

住宅の老朽化が目立ってきた。修繕?建替え?住み替える?

お客様の声

2022/04/17

集合住宅。いつまで窮屈な思いを続けなきゃいけないの?

お客様の声

2022/04/09

子育ての為、そろそろ自分の家を持った方が良いのでは?

お客様の声

2022/04/16

多世帯同居。どうすれば家族みんなが幸せに生活出来る?

お客様の声

2022/04/09

賃貸生活と持家生活。結局どっちが得なんですか?

お客様の声

2022/05/01

中古住宅ってなんか心配。購入後の生活は本当に大丈夫?

よくあるご質問

お客様の声

2019/05/18

不動産ブログって儲かりますか?

お客様の声

2021/08/10

エコキュート が完全に動かない。落雷が原因?それとも活動限界?

お客様の声

2020/11/18

どっちが負担!?住宅解体時の外壁補修問題。隣の壁は誰が直す?

お客様の声

2023/03/02

「これだけですか?他に物件ないんですか?」に対する不動産屋からのお答え。

お客様の声

2020/06/13

みんな、住宅購入にいくら位お金掛けているの?という話。

お客様の声

2024/01/06

地震でクロスが割れた。タイルが割れた。これは地震保険適用内?

お客様の声

2024/07/19

『万雑』返金訴訟の後追い記事。判決はどうなった?

私がサポート致します!

代表取締役 TAKANO RYUSEI

髙野 竜成

住み続けられるまちづくりを

中古活用・循環社会

空き家が増え続けています。高岡市だけで11,000戸以上の空き家が存在し、今や『6軒に1軒が空き家』という状況です。その上で人口減少は止まる事を知らず、資材価格高騰と人手不足を受けて新築価格は上昇の一途をたどっています。しかし、それでも家は建てられ続けています。本当にこのままで大丈夫なんでしょうか?そこで弊社は「中古住宅を再活用して、安心できる家を提供する!」と決意しました。大量生産・大量消費社会から中古活用・循環社会へ。ランド・プランは『あなたのお悩みと我々の共通課題』の同時解消を実現する『高岡SDGsパートナー』です。中古住宅のご相談ならお気軽に!

PRESIDENT BLOG

不動産屋のひとりごと

PROPERTY

2024年度販売中物件

中古住宅ご相談実例

全ての始まりは相談から。ご相談はお気軽に!