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2019/09/23
不動産査定。最近流行ってる「一括査定」ってどうなんですか?
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不動産屋の日常

有限会社ランド・プラン

不要な不動産がある場合、大体の場合は「不動産査定」から始めることが多いのではないでしょうか。

最近ではネットでも「不動産一括見積り査定!」みたいのがあって、それはそれで別に良いのですが、一つだけ気を付けていただきたい事があります。

いや、二つ。

一つは、「不動産査定」というのは「査定額か買取額か?」という点。

これは、「査定」だと、まあ正直「絵に描いた餅」みたいな数字なわけです。理論値というか、机上の空論というか。なのでその査定額で本当に

売れるのか?

となると、これは誰にも分かりません。売れるかも知れないし、売れないかも知れない。絵に描いた餅が食べられないのと同様、机上の数字(金額)がいくら高くても、意味ないでしょう?

しかし、それが「買取額」なら話は違います。「この金額で買います」と言ってるんですから、それは少なくとも

絵に描いた餅

ではありません。あとは、その餅が

オイシイかどうか

判断すれば良いだけです。美味しいなと思えば話に乗ればいいし、美味しくないなと思えば、スルーすれば良いわけです。

でもまあ、「餅」に食べ頃があるのと同様、不動産にも「食べ頃」があるので、その「タイミング」というのも重要なポイントになります。

で、不動産査定で気を付けて貰いたい所、第二点は

一括査定だと

「とりあえず高く付けておいて、後から何だかんだ言って値下げさせよう」

という、不動産屋ならではの悪い考えが、結構強く出てしまう事です。

なんというか・・・。「釣った魚にエサはやらない」というか、「釣るためにまずはエサを大量にばらまけ!」的な、「とにかくこちらの領域に取り込め!!」という思考が、どうしても強くなると思うんですよね。

競争の原理も働いて。

ちなみに私の場合は、どれだけでも相見積もりというか、一括査定していただいて構わないのですが、やはりそうなると、結構気力が抜けて、

「そんならまあ、他の不動産業者でやってもらいましょうかー」

的な感じになってしまいがちな所はあります。

生来の「負け犬思考」なのもので(負けても全然OK)。

しかし

「これは御社を見込んで相談している案件です。どうかよろしくお願いします!」と言われると

そりゃ

「よっしゃ分かりました!全力で、覚悟を持って貴方の為に仕事します!!」となりますよね。

とはいえ、これは「私」のケースであって、世の中には

「これは競争なんですよ!ちゃんとしてくれないと他に言いますからね!」と言われないと性根が入らない業者も

いるようないないような・・・(私には分かりません笑)

でも私はイヤですね。

とにかく、今日は何を言いたかったのかといいますと、「数字」というのは恐ろしい武器です。数字で表わされると、なんだか

具体的!

と感じてしまうのですが、逆に言えば「たかが数字」。なんとでも付けられるという事です。

今日の話は、知っておかれて損は無いと思いますよ。

・・・

得にもならないでしょうが。

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不動産売却

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