昨日、人生で初めて『スーパーのセルフレジ』というものを経験致しました。「い、今更!?」と思われるでしょうが、今更です。
いつもは妻が買い物をしているんですが、妻が絶賛体調不良中の為、私がスーパーでの買い出しを行ったのです。スーパー自体何年振りでした。
カゴを持ちます。これは出来ます。お目当ての商品も分かります。それをレジで精算するのも分かってます。しかし、セルフレジのやり方が分からない!
タッチパネルに『ここを押してね』みたいな事が書いてあります。『プリクラみたいだな』と思いつつ押すと、『お買い物袋を持ってますか?レジ袋が要りますか?』みたいな事を聞かれます。
自慢じゃありませんが、私がお買い物袋などを持っているわけがありません。そこで『レジ袋』を選びますが、別段何も起きません。私としてはそれを押すと自動的にレジ袋がどっかから湧いて出る事を期待してたんですが、何も起きません。
その上で画面の方は『バーコードリーダーで商品のバーコードを読み取ってね』みたいなメッセージが流れてますが、私はパニックです。『バーコードリーダーってどこにあんねん!?』ですね。
しかし、ごちゃごちゃしていたらそれっぽいのがありましたので、それで商品のバーコードを読み取っていくのですが・・・
途中で険しい顔をしたスタッフさんが現れ、こう言います。
『それ多分バーコード通ってませんね!』
あ、そうですか・・・
『最初からやり直してください!』
は、はい・・・
なんか、働き始めのバイトのような気持ちになります。
それにしてもレジ袋が見当りません。先程のスタッフさんに聞こうにもお忙しいのか違う場所に行っておられます。で、キョロキョロと辺りを見回すと『レジ袋(小)5円・レジ袋(大)15円』みたいなコーナーがありました。
これか・・・。と思って取ろうとしますが、中々取れません。とにかく私は袋が必要なんだ!と思ってグイッと引っ張ると、一応ビニール袋が取れました。良かった良かった。
と、思ってたら。先程のスタッフさんがまた来てくれまして、こう言います。
『それレジ袋じゃありませんから!』
なんか、『レジ袋を入れている袋』自体を私が取ってしまっていたようです。ややこしい事して申し訳ありません。
と言う事で、そのスタッフさんが私の手元からビニール袋を取り上げて下さいまして、正規のレジ袋を取って渡してくれました。本当に申し訳ありません。
その後は無事バーコードを読み取り続け、画面にしたがって清算を行いました。
最後の最後、助けて下さったスタッフさんの所を通って『色々すみません。ありがとうございました』とお伝えすると
『・・・』と頷かれました。私はかなり無能な買い物客だったようです。
スーパーって怖いな・・・とトラウマになった私でした。いや、スーパーじゃなくて、セルフレジが怖いのか。
翻って考えると。
私は不動産業者で、当然ながら日々色んな不動産取引業務を行っているわけですが、不動産取引を行った事が無い方にとっては『何がどうなってんの?どうすればいいの?』と思われる事が多々あると思います。
そんな時!私は!
温かい笑顔で優しく
『初めての事なので分からないのが当然ですよ。私がしっかりサポート致しますので、どうかご安心くださいね』と言わなければならないと思いました。
そんな、ある冬の思い出話。
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。
2 件の投稿
ご無沙汰しております。セルフレジを読んで、高野さんは、自分の弱いところも素直におっしゃって、なんて魅力的な人なのだろう。と思いました。私は無知のくせに、ついマウントをとりたがり、偉そうな素振りをしてしまいます。反省の毎日です
甲さん、ご無沙汰しております。なかなか良い物件情報をご案内できず申し訳ありませんが、住宅探しの方は続けておられるでしょうか?色々状況も変わっておられるかと思いますので、必要でしたらまたお気軽にご相談下さいませ。何かのお役に立てるかも知れません。
私のしょーもないエピソードで「魅力的」と感じられる甲さんの感性が素晴らしいですよ。恥ずかしいエピソードばかりでなく、物件情報も出していきますので、引き続きブログご確認の程よろしくお願い致します!