勝ちに不思議の勝ちあり。って言葉をご存知でしょうか?正式には
『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』という言葉で、ノムさん(野村克也)の著書のタイトルです。
私がこの本を読んだのが高校二年の冬。高校野球の監督に「冬休みの間に野球関連の本を一冊読め!」と命令されて手に取った本でした。
これがまあ、めちゃくちゃオモロイんですよ。『野球の本』と言いつつ、非常にエンタメ性も高く読みやすいので高校生当時は「これ選んで良かったー!」と思ってました。
しかし正直、それで野球の腕前が上がったわけもなく・・・。
と思いましたが、そうでも無かったですね。なんとなく『意識』が変わって、頭を使って練習するようになったような記憶があります。一冬越えて春になった時、自分なりに「あ、ちょっと力ついたな」と思いましたもんね。
結局一番思うのは『頭を使う』というか『主体的にやらないと何をしてもムダ』という事ですかね。与えられたメニューをこなすだけじゃ上達しません。それは何でも同じでしょう?
不動産の世界でも『勝ちに不思議の勝ちあり』というのは存在します。我々不動産業者でいえば「あれ?意外と儲かった♪」というケースですし、お客様で言えば「あれ?何もしてないのに良い物件に当たっちゃった♪」というケースです。
これはもう「ラッキー!」としか言えません。そういう事も、たま~にはあります。でもそれは「不思議の勝ち」です。いわゆる「再現性が無い」というヤツです。たまたまです。まぐれです。
そうじゃなくて、この言葉の大事な所は後段の「負けに不思議の負けなし」の方です。負ける時は「負けるべくして負けている」わけです。
当然に、負けているわけです。
という事で。ここで大事になるのが「とりあえず、負けにならない程度に準備する」って事ですよね。
準備
準備かー。ここで準備が出て来るんですよねえ。かのイチローもこう言ってます。
「“準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。 」
言ってる事は一緒。結局一流の人のいう事は「そういう所」に落ち着きますね。
今、「良い物件を探している人」も多数いらっしゃると思います。「なーんか良い物件出んかなー」と。しかしその為の「準備」をしてますか?
資金の確保をしたり、銀行に住宅ローンの事前審査を受けたり、知り合いの不動産業者などに「こんなん出たら教えてね」と伝えてますか?
それこそが『準備』です。
あ。
明日午前中に予定してる打合せの準備、全然してなかったw
こりゃ私が負けますな。てことで私もちゃんと準備します!
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