あなたは子育て中でしょうか?私の方は下の子が高校1年生なので、もうしばらく子育てが必要なんですよ。
さっさと独立してくれ・・・
という私の本音はさておき、今回は『子供の小遣い』についてです。子供の小遣いって、一体いくらくらいが相場なんでしょうね?
ちなみにウチは、中学生時代まで『0』だったのです。小遣いなし。ただし、おカネが必要な場合はその都度『プレゼン制』にして、必要額は渡していました。
プレゼンについては『何が欲しいのか・何がしたいのか・何故それが必要なのか・他に代替案はないのか・それによって得られる効用は何なのか』を説明しないといけません。
しかし。
高校生にもなると、部活で夜が遅くなるのでその分腹が減るでしょうし、大会や他の学校との練習などで外出の機会が増えますし、友達同士の付き合いも増えるので、どうしてもおカネが無いと『寂しい思い』をするのも分かります。
先日も、部活帰りに部活メンバーと『モスバーガー』とか『くら寿司』に行っていたそうです。
モスバーガーも、普通に一食800円位はしますし、くら寿司も、ちょろっといくつか食べたらすぐ2000円位にはなりますからね。物価高で親も大変ですが、子供も大変ですよ。
で、とうとう長男から「お話があります」という事で『毎月の定額お小遣い』に関する交渉が始まりました。
交渉は1分。
私からは「毎月いくら必要なのか。その根拠は何なのか。一般的な相場はどうなのか。その辺調べてプレゼンしなさい」という事を伝えました。
数日たって。
長男「何日間かで使ったおカネを集計して、他の人のお小遣いも調べて、欲しい金額が決まりました」
私「ほう、いくら?」
長男「毎月2000円下さい」
・・・
ちょちょちょちょ!本当に計算したん!?この間も『くら寿司』行ったら2000円位掛かったって言うとったやん!部活の夜練の時も、みんなでスーパー行って腹ごしらえするんやろ!?一カ月2000円で足りると思ってんの!?!?
と思ったので、結局2000円に上乗せして、もうちょっと(かなり)あげる事にしました。
私が何を言いたいのか?
私が今回のエピソードで思い出したのが『大きいつづらと小さいつづら』なんですよ。欲深き者と欲浅き者とでは、欲が浅い者の方が大事なものを得て、欲深な者は、ガラクタばかりが手に入るというヤツですね。
何でもかんでも欲しがっちゃイカンなと。『これで十分です』という『足るを知る』の精神が大事なんじゃないかと。その方が、天も人も助けてくれるのではないかと。
親も、何でもかんでも『正しい判断』が出来るわけじゃありません。子供に教わる事も多々あります。昔話に教わる事も多々あります。今回の『お小遣い交渉』でそんな事を思ったのでした。
欲の浅いヤツで良かった。めでたしめでたし
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