本日、富山県宅建協会の親玉「全国宅地建物取引業協会(全宅連)」からメールが届いてました。
簡単に言えば「不動産業者向けの」ニュース集です。で、その中に色々記事はあったのですが、今回はこういう一文があったのに注目してみました。
「中古市場は、成約件数が減少し、在庫が増加しているにも関らず、価格が上昇するという傾向が引き続き見られます(土地や新築戸建ても同様)」
確かに。
我々地元不動産業者の集まりでもそんな話にはなってました。決まる件数減ったよねと。で、在庫(空き家・空き地)は確実に増えてるねと。でも
成約価格は上がってるよねと。
バブルの時は「成約件数が増えると同時に成約価格も上がっていた」んですよ。
その後は「成約件数が減るのと同時に成約価格も下がっていた」わけです。
それは何となく分かりますよね?フツーに生活している中でも。
しかし今回違うのは
「成約件数の価格が減っているのに、成約件数は上がっている」わけなんです。物件が動く数は少ないけど、実際に売れた物件の価格は上がっている。
で、ここには当然、前から話題になっている「ウッドショックによる木材価格の高騰」「半導体の供給不足による住宅設備の高騰」などが影響しているんですが、もう一つ言える事があります。
それが
『不動産の二極化』です。良いモノは高くても売れるし、悪いモノは安くても売れない。という残酷な事実です。こわ。
こっわ。
どうします?あなたの所有している不動産が『負け不動産』になってしまったら?どんな安くしても売れないんですよ?
と、不安を煽るのが目的では無いのでこの辺でやめておきましょう。
とにかく不動産は今後益々二極化していくでしょう。東京大阪VS富山といった『ザ・大都市VSザ・地方』という視点ではなく『しっかり管理されている不動産か放置不動産か』という個々の不動産の管理の違い
こ・そ・が!
如実に『天国に行くか地獄に行くか』を選別していく事でしょう。
ま、だからどうした?という話に聞こえるでしょうけどもね。でも大事な話なんですよ。実際。
てことで現在「空き家・空き地」をお持ちのあなた。不動産の管理は今後益々大事になってきますよ。お気をつけ下さい。
・・・
私もヨユーぶってないで、ちゃんと自社物件の管理します。『負け不動産屋』にならないように!