突然ですが、私が心から「その通り!」と思っている文豪の言葉があります。
これ。
智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
とかくに人の世は住みにくい
ホントこの世は、生きにくいですよねえ・・・(※これは私の感想)
ご存知「夏目漱石」の作品の一節ですが、しかし世の中の何が大変と言って
「家庭の事情」ほど大変なものはないのではないでしょうか?
え!?私だけ!?
と、ここでかの「維新の英雄」が登場するのですが、勝海舟はこう言っています。
↓
人間の元気を減らすのに一番力のあるものは内輪の世話や心配だ。外部の困難なら大抵な人が辛抱もするし、また、これが為に益々元気が出るという事もあるが、親兄弟とか妻子とかいうような内部の世話にはみんな元気をなくしてしまう。
確かに・・・(※これも私の感想)
私も色んな事を経験してきた積りですが、内輪の事が一番難しい。なまじ近しいだけに話もしづらい。どんな「不動産トラブル」よりも解決が難しい。それが
内輪の問題!
と、ここで思い出すのがまた漱石の言葉(手紙)
↓
あせってはいけません。頭を悪くしてはいけません。根気ずくでお出でなさい。
世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。
うんうん死ぬまで押すのです。それだけです。
決して相手をこしらえてそれを押しちゃいけません。
相手はいくらでも後から後からと出て来ます。そうしてわれわれを悩ませます。
牛は超然として押していくのです。
何を押すかと聞くなら申します。
人間を押すのです。
・・・
深い。
そして優しい。
という事で我々も超然と、死ぬまでのんびり、あせらずに押し続けましょう!
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