正直不動産「第7話」の話を書くのをすっかり忘れてました。そこは正直に言います。そして。
内容をすっかり忘れてしまいました。そこも正直に言いましょう。「へば!」だけ覚えてます。
さて。
今回は正直不動産第8話の話です。地面師の話でしたね。数年前、地面師案件で大きい被害があったのでご記憶の方も多いでしょう。
『ナニワ金融道』でも似たような話はありましたが、昔からいるんですよ。地面師って。幸い、私は被害にあった事はありませんが。
むしろサラ金時代の方がそういう「騙した・騙された」という話は多かったです。いや、「騙した」はありませんね。「騙された!」というのが多いです。
と言っても、不動産絡みの案件だと何かと防壁があるんですよ。金額も大きくなりますし、確認書類も多くなりますし、関係する人も多くなります。なので不動産絡みで実際に「騙された!」という記憶はありません。
フツーに「返す気はあったけど返せません」というのは多々ありましたけども。
一度だけ良く覚えてるのが「無担保」でおカネを借りに来た人で、一流会社勤務の役員の人がいました。ステイタスの大変高い人で、支店長も大喜びで例外的に100万円貸してました(通常は初回上限50万円)が、結果は詐欺。
借りてすぐ連絡が取れなくなり、100万円が飛んでいきました。残念ながら私が入社してすぐの事で「大事なお客様」という理由から担当を外されたので、具体的に「どうやって騙されたのか?」は分かりません。聞くのも申し訳ない気しましたしね。
タブーというヤツです(本当はそういう事こそ情報共有しておくべきなんですけども)。
しかし人間、一度そういうのを見ると慎重になりますよね。「騙されてなるものか!」と猜疑心一杯の人間になってしまいます。それが「かつての」私です。
今はもう「とりあえず何でも信じる」という、ラクな人間になってしまいましたが。ただやっぱり「人を騙そう」としている人には共通の感じはありますよね。服装が変だったり、言葉と態度が嚙み合ってなかったり、やたら自分を大きく見せようとしたり。
まー後は「大抵急いでいる」というのがあるかも知れません。なのでのんびりした詐欺師がいたら「あ、この人出来るな」と思っても良いでしょう。お気を付けください。
突然ですが空手の世界ではこういう言葉があります。
『人に打たれず人打たず、事のなきを基とするなり』
人に騙されず人を騙さず。楽しく生きていきたいものですな。
とりあえず私の方は騙しませんので、ご相談はお気軽に。
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