ゴールデンウィークもようやく終わりまして。待ちに待っていた『日常』が始まりました。そして今日の天気はとても良かったですね!
絶好の曇り日和でしたからね。
ゴールデンウィーク中は非常な青天が続いてまして、私としては非常に引け目を感じる日々だったんですよ。不動産屋的には『青天の日は良い物件写真が撮れる』ので、本当は貴重な日なんですけどね。
しかし、貴重な日だからこそ、その分『何か建設的な事をしないと!』という脅迫観念に捉われてしまうんですよ。それが引け目になるんです。
では雨の日が好きか?と言われると、それはそれで『どこか外に出ないといけない用事があると』結構面倒くさいからイヤなんですよね。傘持って出ないといけませんから。とにかく私はいつも手ぶらがいいんですよ。
とはいえ。元・農家(の子供)の身からすると『雨が降らんと稲作が始まらんやろ!』とも思いますので、雨の日が貴重な事も分かっているわけです。
で、そんなこんなの諸事情は色々あるんですが、私が個人的に一番好きなのは曇りの日なんです。
これは妙子も一緒ですね。
妙子と言っても妙な人の話ではありませんよ。スタジオジブリの名作(?)『おもひでぽろぽろ』の主人公の話です。
『雨の日と晴れの日と曇りの日、どれが一番好き?』というヤツですね。おもひでぽろぽろ随一の名言では無いでしょうか。
・・・
最近、アニメとか漫画の話ばっかりしてますな。よっぽどヒマなんでしょうな。
話は変わるようですが。
ゴールデンウィークが終わると本格的に『五月病』が流行しだします。主な症状としては『無気力・不安感・焦燥感』という事が挙げらるようです。
無気力・不安感・焦燥感って、いつもの私じゃないですか・・・
その私から言わせていただくと。五月病って、『晴れ』を意識し過ぎるんじゃないかと思うんですよね。周りを見れば楽しそうに充実している人ばかりがいて、空を見上げれば抜けるような青天で、気候は人間の活動に丁度良い温度で。
こんなにも世界は素晴らしいのに、それに比べて自分は・・・
と、勝手にどんよりしてしまうんじゃないか?というのが私の解釈です。
しかし実際、私も含めて、人間がそんな毎日毎日楽しく暮らしているわけじゃありません。実際は目に見えない所で悩んだり、苦しんだり、後悔したりしているはずです。
少なくとも私はそうですしね。
気持ち良く晴れ渡るでもなく、鬱陶しい雨が降り続くでもなく。どっちつかずの曇天こそが『実は良くあるリアルな人間模様』なのではないでしょうか。
生きてりゃ色々ありますよ。大抵、自分の思う通りに行きませんし。
しかしそれでも。いや、だからこそ。
どんより曇りながらも淡々と生きましょうよ。色々あっても、どーせいつかは晴れるんですから。