先日、嫁さんがPTAの会合で不在だったので、娘と「君の脾臓をたべたい」をみました。レンタル映画ですね。
以前から、本屋さんでは気になっていた話です。「読もうかな・・・」と手に取るモノの
「良い年したオッサンが読むような本でも無いか・・・」と思って実際には縁遠かったお話です。なんかね、表紙を見てもあらすじを読んでも
「恋愛モノ」の予感がしまして。私、恋愛モノって苦手なんですよ。全部同じ話に見えるというか何と言うか。そもそもその辺のセンスが無いのです。皆無なのです。
しかし
君の脾臓をたべたい
は、それ(恋愛要素)だけじゃない、「人生の大事な所」が表現されてまして、中々良かったです。
ネタバレになるので言えませんが、人は、日々色んな不安や悩み、恐怖と戦いながら生きているわけですよね。
程度問題とはいえ、不安・悩み・恐怖なく毎日を暮らしている人って、地球上に一体何%いるんでしょう?
私の勝手な想像ですが、1%もいないんじゃないですかね?少なくとも私は、毎日「不安・悩み・恐怖」ばかりですよ。
こう見えて(どう見ても?)私、めっっっっっっっっっちゃ心配性ですからね。でも、だからこそ「不安な人の気持ちが分かる」んだと自負しています。私が
「めっっっっっっちゃ超資産家の不動産会社の子息」とかだと、多分「他人の不安」って分からないと思うんですよね。頭では分かっても
実感として。
そして。
「不安・悩み・恐怖を知っている」
というのと
「不安・悩み・恐怖と戦っている」
というのは全然違うわけです。
どれだけ準備しても、完璧な安心などはありません。どれだけ頑張っても、完璧に晴れ晴れした気持ちなどありません。そして
「絶対の安全」などありません。危険はいつも隣り合わせです。だからこそ!
「今」出来る事に集中した方が良いと思うんですよね。「いつか」じゃなくて、「いま」
「いま」やらないと後悔しますよ。人への相談も、住宅購入も、住宅売却も。大事なのは「それでどうなる」という事ではありません。何故なら
「それでどうなる」というのは実際には「読めない」からです。大事なのは