令和5年の正月は漫画版『ハイキュー!!』を読んで過ごしております。現在劇場版も制作中という事で。
「漫画ばっかり読んどるな!」と思われそうですが、ちゃんと色んな本は読んでますよ。ただ単に、漫画の方が皆さんと話題を共有しやすいかなと思いまして。
という、あからさまな言い訳。
でも本当に、読むとしたら小説の方が読みやすくはあるんですよ。私はあんまり『文字も!絵も!』一気に読める人間では無いんです。
情報量に対しての処理能力が弱いんでしょうね。小説よりも漫画の方がメチャ疲れます。誰でもそうなんですかね?
が、それはともかく。
漫画の話ですよ。高校バレーボールのお話なんですが、こういうのを読むと『社会の縮図だなあ』と思いますよね。
レシーブの得意な人間がいて、トスを上げるのが神業的な人間がいて、強いスパイクを打てる人間がいる。
周囲を盛り上げる人間がいて、悪い空気を切り替える人間がいて、それらを陰で支える人間がいる。
『人間ってのは分業の生き物なんだろうなあ』と思ってしまいますよね。そして私の持論として「集団は少数のシロートが加わる事で活性化する」というのがあります。
多分ですが、シロートが加わる事で(チーム戦力のバランスをとる為に)無意識的にベテラン勢が奮起するのと、自然に『ノウハウの伝授』が行われるからでは無いかと考えています。
シロートが入ると当然、戦力的な”穴”が出来るので、それを塞ごうとしてベテラン勢が(無意識のうちに)力を発揮するモンですし、ノウハウの伝授によって、ベテラン勢自身が『忘れていた何かを』思い出すからではないかと。
だからねえ・・・後輩や新人をいびっている場合じゃないんですよ。助ける事によって自分も、自分達も成長するんですから。逆に、助けないからその集団が弱くなるんです。
そんな事を考えながら読み進めております。この辺はバレーボールだろうとどんなスポーツでも、仕事でも同じでしょう?
結局は人間のやる事なんですから。人間。人と人との間で生きる(活きる)存在。
そんな事を、一人きりで漫画読みながら思ってます。一人きりになるのも大事。
あ!
箱根駅伝見るの忘れてた!てなわけで駅伝観戦に入ります。はー忙しい忙しい。