ここ二週間程体調が悪かったので。布団の中で『蒼天航路』を一気読みしてました。その数36巻。
二週間で36巻なので、一日辺り2.5巻。てことで、明らかに『ビールを呑むペースよりは遅い』ですね。
が、それはさておき。
蒼天航路とは何か?タイトルだけ見ると当然『何のこっちゃ?』全く分からないでしょうが、皆様ご存知『三国志』のお話です。
皆様ご存知と書きましたが。
我々世代の男子であればほぼ100%の確率で『三国志』と触れている事と思います。横山光輝の漫画とか、吉川英治の小説とか、本宮ひろ志の『天地を喰らう』とかで。
作品に触れた事がなくても『ゲームならやった事がある』という方は多いのではないかと思います。
誤解を恐れずに言っておきますが、私からすると三国志というのは『ドラえもん・サザエさん』に次ぐような国民的作品と思っております。
つまり、『ちびまるこちゃん』とか『名探偵コナン』よりも格上です(あくまでも私のランキング)。そして、『アンパンマン』とは・・・
五分。ですかね。
ただ、これを逆に考えると。私がいかに『ドラえもん』と『サザエさん』をリスペクトしているかが分かりますよね?
で。そんな三国志なんですが、興味あります?
無い方には全く興味が無いでしょう。それも良く分かります。なんせ話が長い(吉川英治の小説版で文庫本8冊。横山光輝の漫画版でコミックス60冊)し、登場人物がメチャ多いし、誰が主人公なのか良く分からない。という三重苦ですから。
そう、誰が主人公なのか良く分からないんです(今回私が読んだ『蒼天航路』の主人公は曹操なんですけども)。
ただ、主人公が良く分からないって事は?そう、読む人によって『主人公(推し)』が違って来るって事ですよ!
と言う事でここから『三国志の中なら誰を推します?』という、私の趣味時間になります。
『さっきからずっとお前の趣味時間やろ?』というツッコミは無視しますね。
で。
私は子供の頃は劉備推しだったんですよ。『劉備いい奴やん!頑張れよ!!』とか思ってました。が、大人になってみると。何となく劉備って
『結構しょーもない奴なんじゃね?』と思ってしまうんです。
諸葛亮も良いんですが、なーんか頭良すぎで現実感が無いというか。曹操も『才能ありすぎじゃね?』とか思ってしまいます。
張飛は『酒呑み過ぎ!問題児すぎ!』と感じてしまいますし、関羽は『考え方硬すぎ!目立ちすぎ!』とか思ってしまいます。
この点。
〇〇は良いですよね~。
めちゃ強いのはともかく、地味な仕事もキッチリ出来るし、人柄にトゲも穴も無い。
と思ってしまいます。
強くて・地味な仕事もキッチリできて・人格も出来ている
そんな三拍子揃った人物とは?
そう、
趙雲ですね~
一緒に仕事したとしても一番話が通じそうですからね。
劉備は何を言ってもグダグダして頼りにならなそうですし、曹操は後ろから手を回して私を失脚させそうですし、孔明は頭が良すぎて私に冷たそうですし、張飛はいつもキレてそうですし、関羽は硬骨すぎて私のユーモアが通じなさそうです。
その点、趙雲は穏やかで偏りがなく、平静に付き合ってくれて、しかもきっちりポイントを押さえてくれそうな気がします。
劉禅にすら最後まで忠節を尽くした男ですからね(それは諸葛亮も同じですけども)。私にも優しくしてくれるのではないかと。
そして、どう頑張っても諸葛亮にはなれませんが、頑張れば『趙雲のようにはなれるんじゃないか?』という雰囲気を持つ武将でもあります。
そういう雰囲気で言うと張遼も良いですよね。二人に共通するのは『ザ・実務家!』という所でしょうか。
大言壮語せず、いつも着実な結果を出し続けている人たちです。かっこええ。
という、そんな話でした。
どーせ大雪で何も出来ませんからね。
私のように『妄想の世界で』楽しんだらいかがでしょう?
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。