本日は、高岡駅南の土地に関する続報について、もう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。
これまでの報道で明らかになっているのは、
「活断層が通っている可能性を示す資料がある」
という事実です。
ここは重要です。
あくまで
👉「可能性を示す資料がある」のであって
👉「活断層が確定している」わけではありません
この違いは非常に大きいものです。
言葉ひとつで、街の評価は変わってしまう
今回の混乱の一因は、
「活断層がある」
という“断定的な響き”で受け取られてしまったことにあります。
しかし本来の整理はこうです。
- 公的資料に記載がある
- ただし位置は不明瞭
- 確定情報ではない
つまり、
👉「可能性のある帯の中に含まれるかもしれない」
というレベルの話です。
これを
👉「危険な場所」
と短絡するのは、やはり乱暴だと思います。
本来やるべきだった順番
今回の件は、内容そのものよりも「出し方」に問題があったように感じます。
本来であれば
- 専門家による確認
- 追加調査の検討
- リスク評価
- 公表
という流れが自然です。
しかし現実には
発言
↓
不安拡大
↓
反発
↓
後追い対応
という順番になってしまいました。
これでは、受け取る側は戸惑います。
今、必要なのは「誰が悪いか」ではない
ここまで話が大きくなった以上、
- 前市長がどうだったか
- 現市長の発言がどうだったか
という議論ではなく、
👉 これからどうするか
です。
現実的な解決策は3つ
私は、不動産実務の立場として、次の3点が必要だと考えています。
① 表現の是正
まずはここです。
「活断層がある」という断定ではなく
👉「活断層の可能性を示す資料がある」
と正確に表現すること。
これは単なる言い換えではなく、
リスクの確度を正しく伝える行為です。
② 市独自の調査
国の調査を待つだけでは時間がかかります。
そのため、
- 有識者による第三者委員会の設置
- 市独自の地質調査の実施
を行い、
👉 現時点で分かる範囲まで精度を引き上げる
ことが重要です。
100%の確定でなくても構いません。
判断できる材料を増やすことが目的です。
③ 国への調査加速要請
同時に、
- 県と連携し
- 経済・市街地への影響も踏まえ
👉 国の精密調査の優先度を引き上げる働きかけ
も必要です。
一番の問題は「曖昧なまま放置すること」
今回の一連の流れを見て感じるのは、
👉 不確実性そのものが不安を生んでいる
ということです。
「危険」と断定されても困る。
「よく分からない」ままでも困る。
だからこそ必要なのは
👉 分かるところまで整理すること
です。
結論
今回の件は、
👉 活断層の問題というより
👉 情報の扱い方の問題
だと感じています。
不安は、言葉だけでは消えません。
👉 手順と事実でしか消えない
だからこそ今必要なのは、
- 正確な表現
- 段階的な調査
- 透明な説明
この三つです。
感情や議論ではなく、事実を積み上げていくこと。
それが結果として、街の信頼を守ることにつながるのではないでしょうか。
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