住宅ローン金利が、ずいぶん上がってきました。
2026年10月。
フラット35の金利は、返済期間21年以上35年以下の場合、最も多く適用される金利が3%台後半まで上がっています。
また、大手銀行の10年固定では、ついに4%台の金利も出てきました。
金利4%。
数字だけを見ると、
「まあ、そんなもんか」
と思うかもしれません。
私が以前勤めていたサラ金では「29.2%」というのが主流だったので、そこから見ると激安です。
しかし。
住宅ローンにおける4%という金利は、なかなか強烈です。
今どき、地方で家を建てるにしても、3,000万円ではなかなか収まりません。
土地、建物、外構、諸費用。
かなり頑張って絞ったとしても、最低3,500万円位は見ておいた方が現実的でしょう。
では、その3,500万円を35年、金利4%で借りたらどうなるのか。
ボーナス払いなし、元利均等返済で計算すると、
毎月の返済額は約15万5,000円。
35年間の総返済額は、
約6,500万円。
・・・
3,500万円借りて、
6,500万円払う。
利息だけで、3,000万。
こう見ると、4%という金利の破壊力が分かっていただけるかと思います。
もちろん。
今、住宅ローンを借りる人が全員4%で借りなければならない、という話ではありません。
実際、先日、北國銀行さんからいただいた案内では、2年固定で0.7%という金利が出ていました。
また、住宅会社の営業マンから聞いた話では、北陸銀行さんでも5年固定で1%程度の商品があるとのこと。
変動金利や短期固定には、まだまだ低い金利の商品があります。
ですから、
「住宅ローンが、明日から全部4%になるぞ!」
と騒ぐつもりはありません。
ただ。
私が気になっているのは、
「住宅ローンは低金利」
という感覚が、あまりにも長く続いたことです。
0.何%。
そんな住宅ローンが当たり前になり、私たち自身が「金利」というものを、ほとんど意識しなくなっていました。
しかし、金利が3%、4%になると、大きく話は変わってきます。
借りた金額と、
返す金額が、
全然違ってくる。
だから。
これから家を買うのであれば、
「いくら必要なのか」
だけではなく、
「いくら借りないといけないのか」
そして、最終的に、
「いくら返さないといけないのか」
まで考えた方が良い、ということです。
住宅価格や毎月の支払いばかりを考える時代から、
総返済額を考える時代へ。
少しずつ、そんな時代に変わってきたのかもしれません。
ただまあ、そう考えると。
サラ金時代の29.2%って、本当にえげつない金利だったんだなあと思います。
早々に足を洗っておいて、本当に良かった・・・
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。

















