高岡市横田町プレミアム家具付住宅、昨日お申込みいただきました。誠にありがとうございます。
で、早速副題の話になりますが、皆様は「一人のファンの後ろには80人のファン予備軍がいる」という言葉をご存知でしょうか?
以前どこかで読んだのですが、原典が分かりません。ご存知の方がいらしたら是非ご教示いただきたいのですが、「一人のファンがいればその後ろには80人のファン予備軍がいる」というのは感覚的に、私もそう思います。
住宅販売で例えると。
新聞で住宅販売の為のチラシを折り込んだとします。本当に「この物件を買って貰いたい!」と思って広告を打つなら、大体5万部位打つ事になります。
それ以上出すとおカネも掛かりますし、あんまり広範囲に配布しても意味ないですからね(高岡市の物件なのに富山市にまで広告を出す必要は、基本的にはありません)。ま、予算が有り余っていればバンバンやればいいんですが。
話を戻して、5万部の広告を出すとしても、恐らく「本当にお客様の目に触れる」のは2割程度でしょうね。
そもそも私のように「広告は一切見ずに即捨てる」という人もいるでしょうし、私の嫁のように「スーパーのチラシしか見ない」という人もいるでしょうし。
てことで一応「5万部の2割」1万人の目に触れたと仮定します。しかしこの1万人のうち「今、住宅購入を検討している」人は2割程度でしょうね。既に家を持っている人もいるでしょうし、借りているとしても、現在の住まいで満足している人もいるでしょうし。
てことで1万人の2割、2千人が「ある程度興味を持って」チラシを見てくれると仮定します。しかしこの2千人のうち、「その物件」に興味を持ってくれるのは2割程度でしょうね。そもそも探しているエリアと外れているかも知れませんし、価格や間取りなどの点で、全然希望に合わない可能性もあるからです。
てことで一応「2千人のうちの2割」400人が「まあ、検討してみようかな」と思ってくれたと仮定します。しかしこの400人のうち「本気で購入を考えてみようかな」と考える人は2割程度でしょうね。実際に「買う」となると、夢や希望だけの話ではなく、現実(毎日の生活やおカネの事)と向き合わなければいけないからです。
てことで400人のうちの2割、80人が「本気で購入を考えてみようかな」と思ってくれたと仮定します。しかしこの80人のうち「実際に見に行く人」は2割、16人位でしょうね。「考える」というラインから一歩踏み出して「行動する」というのは、それだけのハードルがあるものだからです。
そして16人に見ていただければ、まずその物件は売れます。私の経験上。オープンハウスを2日したとして、一日8組来場いただける物件は、売れます。7人ずつだとビミョーですが、8人ずつなら売れます。
オープンハウスをしない場合でも、どんな売れない物件であっても、16人案内すれば必ず売れます。不思議ですけど、そういう法則で世の中は動いているのです。
という事でやはり「一人(一組)の購入者」に対して80人が「本気で購入を考えてみようかな」と思っているわけです。ある程度のファンになってくれているわけです。
で、今回何を言いたかったのかというと。
一つの物件が売れるという事は、その背後に「その物件を買えなかった79人」がいるという事です。79人が「ああ、売れてしまったか・・・。結構本気で検討していたのに。」と残念に思っているという事です。
てことで「物件を買える」という事は、残りの79人から「羨望の眼差し」で見られるはずなので、是非その幸運を噛み締めていただければ幸いです。
同じ人間ですもん。貴方が「いいな!」と思う物件は、他の相当数の方(今回の説に従うと79人程)にとっても「いいな!」と思うものですよ。