今日、終戦の日に。実家の玄関に飾ってある絵を眺めながら、歴史の巡り合わせを考えていました。
と、ここでその絵をお見せしたいんですが、著作権の関係上、ネットで公開するのはビミョーらしいので、絵を出さずに説明します。お盆明けから会社に飾る積りですので、ご興味ある方はどうぞ。
で、この絵。描いたのは高岡市金屋町出身の画家、「盤若一郎」。私の大叔父に当たる人です。去年が没後30周年だったんですよ。
玄関にある絵は天神様が龍に乗っている構図になっており、ここには「昭和戊辰元旦」と書かれています。昭和戊辰、つまり1988年です。私が12歳の時なんですが、一郎さんご本人が年始に持参してこられたのを覚えています。
ちなみに1988年って、60年に一度巡ってくる結構特別な戊辰年だったんですが、ご存知でしょうか?
戊辰とは。暦の十干十二支で言う「つちのえたつ」の事なんですが、「ぼしん」とも読みます。
と言えば、歴史好き、幕末好きの方々にとってはすぐピンと来ますよね。例の「明治新政府と旧幕軍」による「戊辰戦争」があった年。つまり、明治が始まった年(1868年)でもあります。恐らくですが、これが日本史上で一番有名「戊辰」じゃないでしょうか?
そして。それから60年後、次の戊辰が来ます。それが1928年(昭和3年)。この年は、1926年12月25日に崩御された大正天皇の後を受けて、昭和天皇が正式に即位された年になります。
更にそれから60年後、次の戊辰が来ます。それが1988年(昭和63年)。この年は、昭和天皇が崩御された年に当たります(新暦では1989年1月7日。旧暦で1988年12月1日)。
要するに。
1868年に明治が始まって、1928年に昭和が始まって、1988年に昭和が終わってという、何の因果か、そういう大きな巡り合わせを持つ年、それが戊辰なんですよ。
ちなみに。気になる「次の戊辰」は2048年です。今から23年後。日本もどうなっている事やら。
そして今回、私が何を言いたかったのかと言うと。
今から3回前の戊辰の時は、日本中で戦争が行われていたという事実です。今、甲子園で球児たちが熱戦を繰り広げてますが、その時代は、高校球児のような子供たちが結構普通に戦争に出ていたわけです。
ちなみに冒頭にある画像は、戊辰戦争の際に会津で編成された「白虎隊」の少年兵(16~17歳)の姿です。
そして。
前々回の戊辰から前回の戊辰まで、つまり昭和期は、ご存知のように二度の世界大戦で、日本が甚大な被害を被った時代でした。
その、最後の世界大戦から80年。
80年という長い間、日本で戦争が無かったというのは決して「当たり前の事ではない」という事なんですよ。文字通り「有り難い事」だったと言う事です。
と言う事で、まずはその事実に感謝し、先人達にありがとうと伝えたい。
とはいえ・・・
ただ単に「平和になれ!」と叫んでいれば平和が保たれるという事ではありません。
まずは、私たちが正しく過去を知り、誠実に今を生き、そして、未来の為に責任ある行動を取る事。
そういう、ごく当たり前で、小さい積み重ねが大事なんじゃないでしょうか。
大叔父の絵を眺めながら、そんな真面目な事を思った終戦の日でした。
とりあえず私の方は。「次の戊辰(2048年)までは元気に生きとるぞ!」と決めてます。
無事生きていれば72歳。大丈夫か・・・
ま、未来の事は誰にも分かりません。過去に感謝しつつ、真面目に行きましょう!
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