昨日、あるお客様から一冊の本を頂きました。
タイトルは衝撃の
「老後に住める家がない!」
です。(本当に、遠慮もせずにタダで貰うという・・・)
バタバタしてましてまだ読めてないのですが、最近「不動産業界仲間」の話を聞いていて
「そうだよなあ」という問題があります。それが
「高齢者の一人住まい」
実際、ご高齢の方が「家を借りたい」と言ってこられても、賃貸経営をしている側からすると
「それはちょっと・・・」となるそうです。
私は「売買」が専門で「賃貸」はあまりやらないのですが、そりゃやっぱり「家を貸している側からすると」
いつ・なにがあるか分からない
「高齢者の一人暮らしの方」に大事な家を貸すというのは、色々心配はあると思います。なので実際「お断り」するケースって本当に多いらしいです。どんなにステイタスが高くても、その時の収入が沢山あっても、です。
とはいえ、高齢者と言っても、いや、高齢者だからこそ、ちゃんとした「居住空間」って必要でしょう?
若い時は何とでも生きていけますが、年を重ねて体力が無くなってきたり、持病を抱えておられると、本当に大変ですし毎日が不安です。
そして私はこの辺の事実を「いかに早く気付くか?」
が大事なのだと思っています。私もようやく42歳の時に家を買いまして、それでも「遅かったなあ」とは思いますが、
思った時”すぐに”家を買っておいて良かった!とは本当に思っています。
不動産屋やってて「老後に自分の住む家が無い」というのは寂しすぎますからねえ。でも、業者仲間と仲良くしてたら、誰か憐んで貸してくれるかなあ・・・
という、冗談でも何でもないボヤキでした。
でもまあ、本当に「家を買いたくても買えない」というご事情もあるでしょうが、「家を借りたくても借りられない」という事実があるのも本当の所で。
是非この辺も、今後の「家探し」の参考にしていただければ幸いです。