残置物。
我々不動産屋が家を売却する時、必ずと言って良い程『残置物の問題』と向き合わなければならなくなります。
そもそも残置物とは何か?
家に残され、置いていかれている物たちです(そのまんまですが)。
衣類・布団・テーブル・椅子・本・時計・暖房機&扇風機・食器・洗剤等々・・・
書画骨董のたぐいもありますし、賞状もあります。お子さんが保育園や学校で制作された創作物もあります。
こう見ると。
人間が暮らすという事は『色んなモノを身の回りに置き続ける』という事でもあるんでしょうね。
なんせ、放っておくとモノは無限に増殖します。私はこれをエントロピーの無限増殖と名付けてます。
スーパーマリオブラザースの無限1UPみたいなもんですな。一度きっかけを作ると自動的にガンガン増え続ける感じ。
なので。
どこかで止めないといけないんですよ。ファミコンなら『リセット』しないといけないんです。その絶好のチャンスこそが
『家の売却時』です。では具体的に。
残置物は『誰が』片付けないといけないのか?『どこまで』片付けないといけないのか?『いつまで』片付けないといけないのか?
そして
『どのようにすれば』一番ラクでお金が掛からず合理的なのか。
気になりませんか?
・
・
・
気にならない。なるほど。
そうなると私の話が終わってしまうんですよ。なので、どうか気にして下さい。
気にしていただけた?
では続けます。
住宅の売却時、家にある残置物はどうすれば良いのか。これは一言で言えば『交渉次第』です。
色んなサイトで『残置物は売主側が処分するのが原則』みたいな事が書いてありますが、別にそれは絶対条件ではありません。
買主側で処分する事も良くあります。
簡単に言えば。
『お互いが納得出来ていれば』なんでもいいんです。これがいわゆる民法上の基本理念『契約自由の原則』です。
ちょっと長くなってますので、この話は、次回に続きます。
多分・・・
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