市街化調整区域の調査をしておりました。
市街化調整区域についてはご存知です?宅建(宅地建物取引士)の試験を受ける時にまず『なんのこっちゃ?』となるのがこの言葉です。
市街化調整区域とは!
市街化を抑制する地域です。つまり、市街化『させない』地域です。
なーんか、私としては市街化調整区域ってのは、市街化が進むように上手く調整して、どんどん活発化させていくような言葉に聞こえるんですよね。
しかし実際は市街化『させない』地域の事なんです。
それならストレートに『市街化抑制地域』としてくれた方が分かりやすかったんじゃないかなあと思ってしまうんですが、何か意味があったんでしょう。
で。
この市街化調整区域の何が問題になるかというと。原則として『家が建てられない』地域だという事です。
・・・
家が建てられないって。大分マズイと思いませんか?
しかし実際、我が高岡市の市街化調整区域でもデッカイ住宅団地があったりして、普通に家が建て替え(新築)られたりしています。
・・・
ここ!こういう所がややこしいんです。『どっちやねん?!』という。
ま、簡単に言えば『原則があるって事は例外もある』という事なんですよ。市街化調整区域であっても『絶対に家が建てられない』という事では無いんです。
色んな法律や条例などで『家が建てられる』ケースはままあるんです。本日はその辺調査してたんですよ。
ただ・・・
その辺を説明しだすと大量の時間と労力が掛かってしまい、私の本業にしわ寄せが来るので、ここでは述べません。
述べませんが、本日は一つだけ覚えて帰って下さい。
市街化調整区域は原則としては家が建てられない。
でも。
市街化調整区域だからと言って、全てのケースにおいて家が建てられないわけではない。
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一つだけと言いつつ二つ書いてしまいました。でも、良くありますよね、そういう事って。
原則があれば例外があるのと同じく、一つしか解答が無いはずと思ってたのに、実は他にも解答がある。
人の世は、大抵そーゆーもんです。
これも覚えて帰って下さいませ(三つになってしまいましたな)。