高岡市民からすると「なんと・・・!」とショッキングなニュースが入ってきました。アラピアの件です。
アラピアと言えば。
高岡市民であれば誰もが知る総合健康レジャー施設なわけですが、色々あって競売に掛かっておりました。
その後、更に色々あって(色々が多いですが)東京の会社が『特別売却』という制度を使って取得していた所、いざ中を見てみると
「聞いてた話と違う!」という事になったようです。
競売というのは、基本的に物件の中を見る事が出来ません。いわゆる『内覧・内見』という事が出来ないので、こうしたトラブルは『まま』あります。
『まま』と言う事は、そんなにしょっちゅうは無いって事ですね。
競売物件の場合、我々一般人は内見など出来ない(ある制度を使えば内覧出来る場合もありますが、その話は本題と離れますので端折ります)んですが、数少ない『内覧できる人』として以下の方々がいらっしゃいます。
物件の評価を行う不動産鑑定士
物件の調査を行う裁判所執行官
我々は、この方々が作成する『不動産鑑定評価書』なり『現況調査報告書』なりを見て「今回の競売に入札するか否か。入札するとすればいくらにしよう?」などと考えるわけです。
で、今回は。
この裁判所執行官の方が作成した『現況調査報告書』が問題になっているのだそうで。具体的に言いますと『現況調査報告書と実際の状況が著しく異なっている!」というのが競売取り消しの申し立て理由のようです。
もっと細かい所を言いますと。
現況調査報告書に記載のある『電気設備』が無くなったりしているようです。『銅線』などが一部切り取られた形跡もあるとかで、盗難の可能性も指摘されています。
なるほど・・・
これだから不動産売買、特に競売は怖いですよね。
現況調査を行った時にはあって、その後に無くなったのだとすれば、裁判所執行官の落ち度ではありません。だって『その時はあった』んですから。
とすると?
競売の対象となる物件を『しっかり管理していなかった』という事で、破産管財人(この場合は弁護士)の責任になる可能性はあります。破産管財人ってのは、文字通り『財産を管理する人』です(ザックリ)。
「貴方がちゃんと管理さえしていれば盗難など起きなかったでしょ!」という事です。
ただ実際、あんなにデカい物件を管理するのは現実的にかなり大変ですよ。果たしてそこまで責められるのか・・・
このお話。
どの程度の差異なのか、どの程度の損害が認められるのか、その辺の事を全く知らずに書いてます。てことは?
そうです。これって私の感想です。まあなんせ、色んな事があるんですよ。
という事で、続報を待ちます。
アラピアがどう活用されるのか、高岡市民はとっても注目してますから!
4 件の投稿
前を通る度に
もったいないなーって思ってました。早く有効活用できるような買い手が決まれば良いのですが
元気な高齢者の憩いの場になっていたようですし
出来れば高齢者 障がい者 障がい児 子供 ワンコ が
遊び交流できるような場所が良いなー
高野さん 頼むw
建物も土地もデカいですからね。場所も悪くないと思いますし、建物も手直しすれば色々使えそうですし、とにかく駐車スペースが広いのでポテンシャルはあると思います。
色んな企業さんの方でも、実は色々検討しているとかいないとか。
出来れば高齢者、障がい者、障がい児、子供、ワンコが集えるような所ってのは良い案ですね。全天候型の室内公園みたいな感じで。
私はあれですよ「身の丈に合った」事しか出来ませんからw
とりあえず様子を見るしかありません。引き続き注視致しましょう!
アラピアを一刻も早く何かしらの処理をしないと治安悪化の対象となってしまう可能性があるのでなんとかして欲しい
峰さん、本当にそうですよね。あれだけ広い敷地で大きな建物なので、変な風に使われず、ちゃんと活用して貰いたい所です・・・