のお話です。モーリーロバートソンさんご存知です?高岡が(半分)生んだ、地元のスーパースターですよ。
公式ページでも高岡で講演を行った事が紹介されてます。
内容の方は『モーリーさんの自伝』みたいな話がメインだったんですが、多様性・子供の教育・空き家の活用などに関する言及もあり、私としても大変良い刺激を貰えました。
多様性で言うと『グリッド』という言葉が何度も出てきて、それが非常に印象的でしたね。
グリッドってのは方眼状のものを指すんですが、ここでは『整然と枠に収められた状態』みたいなニュアンスでお話されてました。
高岡の人は『他と横並びになろうとする人』が多く、つまりは『型にはまらない人』が少ないんじゃないかというお話です。少なくとも『型にはまろう(はめよう)とする意識が強い』空気感があるんじゃないかと。
確かに、高岡は個性的な人を『乗せよう(伸ばそう)』と言う空気では無いかも知れませんね。「なーに変わった事してんだ(言ってんだ)」みたいな感じで、冷たく見られる事の方が多いです。
今もそうですが、昔なんかはもっと圧倒的にそうでしたし、アメリカの空気感を知っているモーリーさんからすると高岡は「窮屈だったんじゃないかなあ」と勝手に思ってしまいます。
もちろん、モーリーさん自身は(気を使ってか)そんな事言ってませんでしたけども。逆に『厳しい環境が人を育てる(鍛える)』という言及もありました。
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「で、お前は何が言いたいんだ?」とそろそろ思いませんでした?私ならそう思う頃合いです。
でも別に、オチは無いんですね~。一つ一つの話にオチを付けないといけないなんて一体誰が決めたんです?そんな『グリッドにはまった考え』ではいけませんよ。お互い自由に生きましょう!