という話です。不動産を売る時の話ですね。
不動産を売りたい時。皆さんはこう思いませんか?
「出来るだけ早く物件情報をアップして、出来るだけ多くの人に見て貰いたい!」と。
別に間違っているわけじゃないですが、何事にも「タイミング」というものがあります。
「駆け引き」とも言います。何事にも「仕掛けるタイミング」というものが重要なんですが、その時に活きてくるのがこの(不動産屋独自の?)名言です。
「冬ごもりと夏枯れ」
簡単に言えば「冬と夏は物件が動かない」という事です。
何故か?
冬は、年末年始でバタバタします。12月は「師走」という位誰もが忙しい時期ですし、1月も「正月」があるのでバタバタします。
だって、そう言っている今日はもう1月13日ですよ?早くないですか?
しかし、1月にはそれよりも更に重大な事が。それは・・・
「寒い」という事と「雪がある」という事。
忙しい×寒い×雪がある。ハイ、不動産の事で動いている場合じゃありませんね。だからこのタイミングで物件情報を出してはいけないのです。
出しても「へー、こういうのもあるんだあ。じゃあ雪が溶けて、少し時間に余裕が出たら見てみるかな」となるのがオチです。
あるいは
「とりあえず見てみるけど、雪が溶ける頃にはまた良い物件出るかも知れないな。忙しいし寒いし、実際の引越しも春でいいだろ。慌てない慌てない。一休み一休み。」(©一休さん)となるのがオチです。
いや!そんな事はない!イイ物件なら1月でも売れる!
という説も勿論ありますが、そりゃそうです。しかしこれには「75%の法則」が働くので、そう簡単にはいかないのですよ。
しかし紙面も少なくなってきましたので、本日はこれまで。
とにかく今回の結論は「1月は物件情報をアップするな!」でした。
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