私は自分の子供に「数学だけはしっかりやっとけ!」と言ってます。「これからのグローバル社会、英語の方が大事では?」と言われる事も多いですが、私には別意見があります。とにかく数学は論理的思考を鍛え、何よりも
数字は、世界中の何処でも、誰にでも通じる唯一の万能言語
と思っているからです。英語圏と言っても本当に使っている国・民族は限られますが、数字ばかりは「世界中どこに行っても通じる」はずです。が、それはさておき。(今回は「おカネ」の話をしたくてこんな冒頭にしてみただけ)
政府が住宅ローン減税の延長を検討しているようです。住宅ローン控除というのは元来が「特例」なので、いつもいつも使えるわけでは無いのですが、これまで「特例延長」を繰り返してきました。なので、今回も「いつものヤツでしょ?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、ここはちょっと違います。
住宅ローン控除はそもそも「10年間に渡ってローン残高の1%が減税される(かなりザックリ)」という事だったんですが、前回の消費税増税に伴ってこの期間が
10年→13年
に延長されていたわけです。プラス3年間、税金が安くなるって事ですね。
そしてこれは原則「本年12月31日(一定の要件を満たす場合は令和3年末まで」の入居を要件(つまりそれ以降に入居する場合は13年の特例期間が使えない)としていたのですが、この「入居要件」を1・2年延長しようという案です。
これが何を意味するかと言いますと「現在まだ全く家を持とうとは思っていない」方でも、十分この恩恵を受けられる可能性があるという事です。
まー、私からすると「住宅ローン控除が使えるから家を持とう!」という人は余りいらっしゃらないとは思うのですが「折角家を持つならその期間に持った方がいいな」という「背中を押す」意味では”良い制度”だと思ってます。
とは言っても「案」なので「やっぱり最初の規定通り、年内で終わりまーす」という事も十分考えられるので、そこはご注意下さい。
住宅も不動産もホント色々ありますなあ。私もサボらず、勉強を続けます・・・