という内容が今日の朝刊に載ってましたので、一応お伝えしておきます。ポイントは以下の通り。
①本来10年間しか受けられない「住宅ローン減税」が最長13年間受けられる(ただし11年・12年・13年後の控除額合計額は「建物購入価格の2%が限度)。
( )内がちょっとややこしいですが、簡単に言えば「控除額はそれまでの10年間よりは下がるよ。でも控除自体は出来るよ」という事で、まあ、得な話です。
②「2020年末」までの入居条件を2年間延長し、2022年末までの入居条件に緩和。という事で、現在建築中の方、来年建築に懸かる方、再来年に建築される方も、ギリギリ大丈夫でしょう。
ただし、適用するには「新築注文住宅で2021年9月末までの契約」、建売住宅や中古住宅は「2021年11月までの契約」が必要という事です。
住宅の場合は「契約」と「入居」までの間にライムラグがありますので、あんまりゆっくりはしていられません。
かつ、「この超低金利時代に1%も控除するってどうなん!?」という意見も出されているようで、ここは2022年度に
「縮小」が検討されているようです。
分かります?例えば銀行の金利が0.5%の場合。
「0.5%の費用」に対して「1%の還元」があるわけで、この差(1-0.5=0.5)が「得」になるわけなんですが、「そこまでの恩恵を与えんでもいいやろ」という判断です。
もともと、住宅ローンてのは「1%以上が当たり前」だったので、その金利負担を軽減する為に「住宅ローン控除」制度を作ったわけなんですが、金利がめちゃくちゃ低いんだから1%も控除しなくていいだろという議論です。
多分、それこそ「0.5%」になる可能性もあります。しかしそうなると・・・
減税効果はメチャクチャ下がってしまいます。これはマジで、気を付けて注視しないといけませんぞ・・・