本日、高岡市某所リフォーム済み住宅の『カーテン・家具』発注作業を行っていました。もとい。行って貰ってました。
不動産屋ってのは基本的にそう言った所に無頓着です。「買った人で、自由にやってくれりゃいーじゃん」と。かつての私がそうでした。
とにかくですねえ。不動産屋という商売は『扱う単価が』違うんですよ。数百万円、数千万円、億という話も良くあります。
・・・すみません。少し見栄張りました。弊社で『億』はありえません。しかし、ちゃんとした不動産業者なら億単位の仕事をしていても何の違和感もありません。
が、まあ、数千万円、数百万円という世界感でしょうね。ではカーテンとか家具って?
カーテンは、一点だと『数万円』でしょうか。小さいサイズだと『数千円』もあるかも知れません。
家具の場合だと、高級家具で『数十万円』という所でしょうし、それなりの家具でも『数万円』という所がメインなんじゃないでしょうか?(特殊な超高級家具を除く)。
つまり。不動産業界において『数千万円の仕事をしている中で、数万円・数千円の仕事って、実際どーなん?』という雰囲気が生まてしまうのは、何となくご理解いただけるんじゃないかと思います。
ハイ、分かっています。そんなのはダメな事です。数億円の仕事であろうと数千円の仕事であろうと仕事は仕事。正に
『事件に大きいも小さいもない!』です。
出ましたね。かの名作『踊る大捜査線』恩田刑事(深津絵里さん)の名ゼリフです。
でもねえ・・・。このセリフが『名言』とされるのは『実際(現実社会)はそうじゃない』という事を言ってるのと同じなんですよ。
やっぱり事件には大きいも小さいもあって、仕事には大きいや小さいもあるのが現実なんです。
仕事してる『側』にとっては。
しかしその『相手方』の立場だったらどうか?小さい事件だからと言って本気で捜査してくれなかったり、小さい仕事だからと言って真剣に取り組んで貰えなかったりってのは、そりゃ当然困るでしょう?
なので。
仕事に小さいとか大きいというのは、やっぱり関係無いんですよ。その人にとって大切な事なら、他から見て小さい事であっても、やっぱり大切な事なんです。
という事で私は改心し、現在は『家具・カーテン』とか『表札』とか、その辺の細かい事(不動産業者にとって)もちゃんと真面目に取り組んでいるわけです。正にちゃんとやんねん。丁寧にやんねん。です。
そんな事言いつつ、表札の案内はページから一旦消しているんですけどもね。結構本気で大変なんですよ。しかしまた『ご要望があれば』復活させます。
と言う事で、久しぶりに弊社物件に家具が入ったのを見て、多少テンションが上がった私でした。
家具は『家の具』と書きます。
飛べない豚はただの豚ですが、具の無い家は、ただの箱です。