高岡商業高校、残念でした!
という結論から入りますが、石動高校は強かった!非常に良いチームと思いましたよ。
もちろん、高岡商業も良いチームでした。随所に良いプレーが多々ありましたしね。どちらも本当に良いチームでした。
では。
なぜ高岡商業が負けたのか?という事ですが。
私が思うに。
勝敗を分けたのは『チャンスの活かし方』だったように思います。石動高校の方が何かとしぶとかった。ずっとしつこかった。細かい所でしぶとかった。
しつこく食らいついて、好機を逃しませんでした。
いや。
しつこく食らいつく事で、自ら好機を生んでいたように見えました。
その点。高岡商業の方は。
気持ちはさておき、具体的な攻撃として『ずっと淡泊』だったように思います。具体的には『フライ』が多かったのが悔やまれますね。
そんな高岡商業ですが。
5大会連続制覇の“甲子園常連校” 去年は初戦敗退…雪辱を晴らしに夏の舞台へ 高岡商業【球児の夏とやま2024】
とあるように、とにかく強いんですよ。
富山県の野球界に無くてはならない『ザ・主役級』の存在。それが高岡商業なんです。
そして野球だけでなく、日頃の立ち居振る舞いや礼節も素晴らしいんです。今年1月に起きた能登半島地震の時も被災した地域の為、若い力を惜しみなく貸してくれました。
これは応援したくなりますよね。高岡商業高校野球部ボランティア
私も『高岡商業高校の付近に住む住民』として、彼らの野球に対する努力・誇りを持った日常行動などには心から敬意を持っております。
少なくとも、私はあんな猛練習には耐えられませんからね。そして私が高校生の時は、あんなビシビシした立ち居振る舞いは全く出来ていませんでした。
しかし、そんな高岡商業が負けた。と言う事は結局。
そんなチームに勝った石動高校は、とても素晴らしいチームなのだと思います。
これはもう『汝の敵を愛せよ』という言葉の通り、石動高校を愛して讃えるしかないのではないでしょうか?
という話でした。
『勝敗は勝負の常』とも言います。
一方は勝者・一方は敗者という厳しい『勝負の世界』にいる以上、負ける事はそりゃありますよ。当たり前の事です。しかし、ここで本当に大事なのは。
『負けてどうするか?』です。
勝ちも負けも物事の表裏に過ぎません。たまたま勝負の天秤が少し『どちらかに』傾いたに過ぎません。本当に大切なのは『だからどうする?』って事なんですよ。
『人生負けっぱなし』の私が言っても、何の説得力も無いでしょうが・・・
まあ。とにかく。
本当に良いゲームを創り上げられた石動・高岡商業両校の皆様。そして今回色々とご尽力された関係者の皆様、雨中の中、大変お疲れ様でした!