あなたは大きい家に憧れます?それとも小さい家?
不動産屋なんていう商売をしていますと、こう言われる事が多いです。
「自分達には広すぎるね!」逆に「いやー、ちょっと狭いなあ!」
さっさと結論を言うと「正解はありません」という事になります。結局生活スタイルの話になりますもんね。
モノを極限まで少なくする「ミニマリスト」も、大量の趣味のモノなどに囲まれて生活する「コレクター」も、どちらも正解なのと一緒です。自分さえ納得出来ればそれが正解です。
ただし。
セオリーとして「大は小を兼ねる」というのは本当に「真実」だと思います。過去、お客様もこのように言っておられます。
この住宅は一般的な「四人家族」向けよりももう一部屋多い5LDKの家だったんですが、ご夫婦お二人だけでゆったりと幸せにお住まいです。
逆に。
また違った住宅ですが、こんなご意見もあります。
「こじんまりとしていて少人数には快適な家。少し歩けば手が届く」
この住宅は二階建てですが、お一人だけでお住まいの住宅でした(二階は使わない)。
こう考えると。
たしかにお一人の場合は小さい家で良いと思います。なんたってその空間に一人だけですからね。何をしてようと自由です。そういった意味の「精神的余裕」があります。
しかしこれが二人だと?
「同じスペースに他の人間がいる」という事になります。これはどんなに仲の良いご夫婦やご家族であっても多少のプレッシャーにはなるはずです。自分ではない「他者が存在」するわけですからね。
その人独自のモノもあります。その人独自の生活スタイルもあります。その人独自の交友関係というものもあります。
お二人以上で住まわれる場合はやはり、ある程度の余裕(ディスタンス)を持っておかれた方が良いと思いますよ。空間的な事以上に、精神的に。
という事で今日の結論です。
お二人以上で住むなら気持ち「大き目」の家、お一人で住むなら「気持ち」小さ目の家が良いのではないかと。
大は小を兼ねますが、小は大を兼ねません。
広ければ「居住・収納・趣味」の空間が確保出来て楽しめますよ。こんな感じに↓
家族それぞれのやりたいことができる空間を持つことができ、大満足です。
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