不動産業界は「千三つ」と言われています。
正確な定義は知りませんが、私は「千個話があったとしても、まとまるのは三つ程度」と解釈しています。
「不動産屋の話は、千の内に本当の事は三つだけ」という説もあります(正直不動産より)。
私も連日色んなお客さんに物件をご紹介しますが、決まるのはその程度(千のうち三つ)。逆に言うと「どれだけ話があるんだ?」という事なんですが「話」自体はいっぱいあるんですよ。
ただそれが「まとまらない」というだけです。
それだけ「不動産売買」ってのは難しいのです。正に「砂金採り」みたいな感じですね。私も佐渡旅行の際にチャレンジしてみたんですが、予想以上に中々取れません。
で。
「どれだけ頑張っても金が出てこない!」となったらどうすれば良いのか?ですが、理論的に考えれば次の3つ位の方法があります。
①とにかく手数。ガンガン砂を掬いまくる。
②大きい笊を使って、一度に掬える砂を多くする。
③本当にその場所に金が存在するのか、一度立ち止まって考えてみる。
不動産探しで考えると
①とにかく手数。色んな物件情報(ネット・実物)を見まくる。
②最初から条件を絞り過ぎず、「違うなあ」と思う物件もとりあえず候補に入れてみる。
③本当に『現在の条件で』探すのが現実的なのか、考え直してみる。
みたいな感じでしょうか。
まあいずれにしても、砂金採りでも不動産探しでも大事なのは
「場所の選定」です。
そしてその次に大事なのは・・・
忍耐力と希望。
つまり、持続した
「精神力」です!!