「理想の不動産屋とは何か？」をつらつらと考えてました。今回は『お客さんから見た』理想の不動産屋ではなく、『自分にとっての』理想の不動産屋像です。
ということで、まずは不動産業界の方に色々と聞いてみました。
「ガンガン稼げる不動産屋になりたい」
「地図に残るような、大きな仕事ができる不動産屋になりたい」
「そこそこ稼いで、のんびり生活していける不動産屋になりたい」
そんな感じの声がありました。他には「どうせやるならナンバー１を目指す！」とか「なんだかんだ言って稼いでナンボでしょ？」という意見もありました。
中には「島耕作のようになりたい」という人もいました。これは「会社で出世したい！」という意味では無く、「年齢と共にどんどんステップアップしていきたい」というような意見ですね。
こう見ると。
一口に不動産屋と言っても、人によって色んな理想像があるんだなあと思います。
で、私の理想の不動産屋像ですが。
さっきの島耕作と一緒で、私の理想像も不動産関係の人ではありません。
じゃあ誰？と言われると、タイトルにもある『ああ探偵事務所』の代表・妻木です。漫画のキャラですね。
私と同じくシャーロック・ホームズを深く敬愛し、組織に所属せず『一人で』行動する事を好み、そしていっつも『おカネが無い』男。それが妻木。
仕事は人一倍一所懸命やるんですが、おカネ儲けの才能が一切無く、住んでいる事務所兼住宅の大家さんから常に『この、甲斐性なしが！！』と怒られてるんですよ。
しかし。
依頼人の相談・悩みにはトコトン向き合う。依頼人の『真の悩み』を察して根本的に人を救う。そういう所が私にとっての理想なんですよねえ。
と、基本的に一人で仕事してるんですが、決して独りぼっちなわけじゃなく、街中に多種多様な情報網を持ち、様々なジャンルの人と連携しているんです。日頃人を助けているから、肝心な時に助けて貰えるんですねえ。そういう所も本当に憧れます。
あくまでも漫画、しかも２０年も前の漫画ですけども。
ただ・・・
２０年後の今になって振り返って思うと、結構今の自分は、この理想に近づいているという。
組織じゃなく一人で動いていて、それでいて街中の色んな人と連携させて貰っていて、そしていっつも
おカネが無いという・・・
ふう・・・
理想というのは、常に心に抱いていれば、知らず知らずの内に『その姿に勝手に近づいていく』のかも知れませんね。
ということで。
１０年後の理想像は、もうちょっと『おカネ儲けの上手い人』にしておこうかと思います！
