本日は、徳川家康の言葉
「及ばざるは過ぎたるよりまされり」について書いてみます。
この言葉は、
「やりすぎるよりも、少し足りない方が良い」
という意味で、家康の遺言「東照公御遺訓」のラストを飾る言葉です。
元は『論語』の
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。
で、どちらも“行きすぎは良くない”という教えなんですが、
家康は一歩踏み込み、
過剰のほうが害が深い と言い切っています。
戦国の武将でありながら、
彼ほど「節度」「余白」「持続性」を重んじた人物はいないでしょう。
そしてこれは、現代の住宅選びにも、そのまま当てはまります。
■住宅で一番危険なのは「過剰」
家づくりや住宅購入となると、
どうしても“良いものを求めすぎる”傾向があります。
広すぎる間取り
高性能すぎる設備
豪華すぎる仕様
無理のあるローン設定
将来の生活を縛る固定費
しかし、やりすぎた家は、
暮らしを重くし、長期的な自由を奪う 場合があります。
一方で、中古住宅には“足りない部分”があります。
ですが、その不足こそが“余白”であり“調整の自由”になります。
必要に応じて手を加えられる
直せる・替えられる・削れる
コストを抑えながら改善できる
ライフステージに合わせて変化させられる
固定費が軽いから暮らしが柔らかくなる
完璧ではないからこそ、
暮らし手に合わせて“育てられる家”になる。
私は、この「余白」こそが、
長い人生で見た時に一番の安心につながると思っています。
■完璧がない以上、“安全側”を選ぶ
新築住宅でも中古住宅でも、家は結局全てが不完全です。
設備には寿命があり、隣人も変わり、
家族構成も変わり、価値観も変わる。
つまり 「今の完璧」など未来には持ち越せないんです。
であれば、
過剰なスペックを抱えて身動きが取れなくなるより、
“少し不足している家”を選ぶほうが、
精神的にも、経済的にも、安全な選択 になります。
まさに家康の言葉どおりです。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
不足は、決してマイナスではない。
不足は、未来の自由であり、暮らしの伸び代そのもの。
中古住宅には、その「余白」があります。
■未来を照らす家選び
ご存知の通り、家康は天下を制した人物です。
その人物が、人生の”最後の最後”に残した言葉。
それこそが——
及ばざるは過ぎたるより勝れり。
この言葉は、
そのあとを生きるすべての人間、つまり私たちにとっての
“未来を照らす道標”だと感じています。
過剰を選ばず、
足るを知り、
余白と調整のきく暮らしを選ぶこと。
それこそが、
長く安心して暮らせる家の選択基準になると、私は考えます。
そしてふと思うのです。
「家康」という名は、まさに“家をやすらかにする”者。
これ以上ないほど、住まいの本質を言い当てた名ではないでしょうか。
神君家康。本当に、凄い男だぜ・・・
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