3月は弥生。変化の季節です。
言うまでもなく、卒業、進学、就職。
そして異動。転職や退職、再就職という方もおられるでしょう。
本日は高岡市にある小学校の卒業式でした。
そして同時に、県立高校の合格発表の日でもあります。
つまり今日は、
嬉しさと緊張と、そして少しの不安が入り混じる日です。
ちなみに私の方はと言うと――
何の変化もありません。
ただ、おかげさまでうちのネネ(長男)が先日の3月1日に無事高校を卒業しました。
来月から大学生です。
目下、入学金やら教材費やらスーツ代やらで、
毎日小気味よくお金が飛んでいっております。
ということで。
我が家の変化といえば、
貯金額が目に見えて減っていることでしょうか。
大学、恐るべし。
とはいえ、これは単なる愚痴として。
3月というのは本当に、いろんな変化が生まれる月です。
なんたって「弥生」ですからね。
意味は「いよいよ生い茂る」。
あらゆるものの芽生えが、表に出てくる季節です。
しかし。
芽が出るときというのは、大抵ちょっと怖いものです。
思い出せば私も、ずっとビビっていました。
小学校を卒業するときは、中学にビビる。
中学を卒業するときは、高校にビビる。
高校を卒業するときは、大学にビビる。
そして社会に出てからは、もっとビビりました。
最初の就職先は3か月で退職。
次は6か月で退職。
今思えば、向いていないと思って逃げていたんでしょうね。
しかし三度目の就職先(サラ金)では、こう決めました。
「入ったからには、自分から辞めるとは言わない」
結果として5年働きました。
最後はグレーゾーン金利問題で会社から早期退職勧告が来たわけですが、少なくとも自分から辞めるとは言っていません。私の中では一応セーフです。
その後、行政書士として独立しましたが、これは半年で終了。
単純に、仕事を取ってくる力がありませんでした。
そして、その次が今の不動産業です。
正直に言うと、不動産業の仕事に就いても最初はずっと思ってました。
「こんな仕事、さっさと辞めて転職したい」と。
ところが。
丸3年くらい続けた頃から、少し景色が変わってきました。
1年目は、目新しいことばかり。
2年目は、とにかくキツい。
3年目で、ようやく全体像が見えてくる。
「ああ、こういう仕事なのか」と。
武道や芸事の世界には「守破離」という言葉があります。
最初は型を守る「守」。
次に型に苦しむ「破」。
そしてようやく自分の型が見える「離」。
思えば仕事というものも、だいたいこの順番なのかもしれません。
昔から「石の上にも三年」と言いますが、
あれは案外、真実なのではないでしょうか。
もちろん、合わない仕事を無理に続ける必要はないと思います。
ただ少なくとも私は、三年続けて初めて仕事の景色が見えました。
ということで。
元・引き籠り人間からの、なんとなくのエールでした。
弥生は、皆ビビってます。
でも、それはきっと
芽が出る前の姿なんだと思います。
守破離で言えば、まだ「守」の入口。
型も分からず、先も見えず、とにかく不安な時期です。
でも三年もすれば、少し景色が変わるかもしれません。
弥生とは、
いよいよ生い茂る季節。
つまり――
ビビっている今こそ、正に「芽が出よう」としている瞬間なんですから。

















