ということで、富山県民らしく、
万葉集に収められている 大伴家持の歌で新春を寿いでみました。
新しき
年の初めの
初春の
今日降る雪の
いやしけ吉事(よごと)
非常にノリの良い歌だと思いませんか。
五七五七七というより、もはやラップです。
YAKAMOCHIプチャヘンザです。
……が。
残念ながらこの歌、
我らが越中(富山県)で詠まれたものではありません。
詠まれた場所は、
**因幡の国(現在の鳥取県)**とされています。
されていますが。
私はこの歌、
「越中の冬を思い出しながら詠んだもの」
だと、勝手に解釈しています。なぜか。
そもそも大伴家持が越中国守として在任していたのは
746年から751年まで。
その後、いったん中央(平城京=奈良)に戻るものの、
色々あって――
758年、因幡国守として再び地方へ。
言い方は悪いですが、
まあ、都落ちです。
多分ですが。
寂しかったと思うんですよね。
中央での政治は神経をすり減らす。
そんな中で再び地方へ赴任し、
因幡の地で初めて迎えた新春。
そのときに詠まれた歌が、これです。
実際、本当にその時、因幡で雪が降っていた可能性はあります。
ありますが――
雪ですよ?
雪を見たら、
どう考えても(前任地である) 越中を思い出すでしょ!という話です。
しかもこの歌、
**「いやしけ」**と言っています。
「いやしけ」とは、
積もり続ける・重なっていくという意味。
雪が積もり続けるシチュエーション。
……これは
どう考えても奈良でも鳥取でもなく富山の冬の情景でしょ!という話です。
そんなわけで私は、この歌を
「越中の情景を思い出して詠まれた歌」
だと確信している次第です。
多分、合ってます。
そして本日。
令和八年の元旦、富山県に雪が降りました。
大伴家持が見た情景を、
我々もまた見ているわけです。
1200年以上もの時を積み重ねて。
ということで、今年もきっと、
善いことが積み重なっていくでしょう。
……実際。
雪は、
ほどほどにしてもらいたい所ですが・・・
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。