あなたは、何を遺しますか?
お金でしょうか。仕事でしょうか。それとも――人でしょうか。
「金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すは一流。」
有名な言葉です。プロ野球界の名将・野村克也(ノムさん)の座右の銘として知られていますが、元は政治家・後藤新平の言葉だとされます。
「仕事を残す」の代わりに「名を残す」とするパターンもあるようですが、どちらにせよ味わい深い。
さて。
私は富山県高岡市で父の跡を継ぎ、「ランド・プラン」という中古住宅買取再販専門の不動産会社を営んでいます。
私が二代目で、父が初代。
正直、父について色々思う所はありますが、「私という人を残した」のは紛れもない事実です。
私が一流か二流か三流かはさておき、次代に人を残したんです。それは本当に凄いことではないでしょうか?
今の時代、「後継者がいない」という悩みは全国的な課題。特に、「超零細の不動産会社」なんていうのは「儲からない割に」個人の信頼・知識・判断力に頼らざるを得ないので、簡単に引き継がせるわけにもいきません。
正直、私自身も自分の子どもに「この道を継いで欲しい」とは思っていません。
なぜなら、零細不動産会社なんてのは本当に「一つの判断を間違えれば即死」。だからです。
そう考えると。
ただ単に「人を残せば良い」という話でもないわけですよね。ちゃんと「育てないと」ダメなんです。
即死しない程度には。
だからこそ。
「人を残す」というのは最大級に難しく、そして、最大級に価値ある仕事だと思うのです。
「人を残すことができた人は、自分を誇っていい。」
私はそう信じています。
ノムさんは「野村再生工場」と呼ばれました。
他球団で“戦力外”とされた選手を、復活させ、活躍させる名将。
人を見抜き、人を育て、人を活かす。そんな唯一無二の存在でした。
私はと言えば、不動産業者として「中古住宅の再生」に取り組んでいます。
まだ活かせる家、まだ残せる家と向き合い、その価値を再び世に問う。
ノムさんが“人を再生”したように、私は“家を再生”する。
私は「中古住宅買取再販専門店」の二代目として、家と人の可能性を活かす仕事をしています。
だから、これからも、残し続けますよ。
一流の、
中古住宅を。
そして、いつか
一流の、
人材を。
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。
2 件の投稿
韓国映画の[商道]のドラマがそれを物語っています。[金を稼ぐより人を稼ぐ]経営者様のお言葉通りです。有り難う御座います。
名乗る程の者では御座いません。
商道というドラマは知りませんでしたが、あらすじを見ると「すごい人がいたもんだな!」と驚きました。
お金という価値基準が強すぎるので(分かりやすすぎるので)、どうしてもそこにこだわってしまうんですが、お金は「手段」であって「目的」では無いですからね。
「人」と、その先にある「物語」が最終目的なのではないかと、最近思っております。
お金を稼げない人間の遠吠えで御座いました。