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2024/11/27
後悔しない中古住宅選び鬼8則 第6原則『理想の家篇』
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整える話

有限会社ランド・プラン

中古住宅選びの話もいよいよ6つめまで来ました。この6つめ、実は私が最もお伝えしたい話でもあります。

まずは原則の文言をお伝えします。

家づくりは夢で始まり妥協で終わる。『理想の家』に騙されるな

です。『理想の家』という文言に引きずられて失敗する人が本当に多いんですが、あんまり具体例を出すとマズいので、今回はごく一般的な『良くある』失敗ケースをお伝えします。

まず大前提として。

皆さん『自分の家』を持とうとする時、大体こんな事を考えられると思います。

家は一生に一度の大切なお買い物。折角なら自分が思い描く理想の家にしたい。そして絶対に家づくりで後悔したくない

確かにそう思われる気持ちは分かります。

しかしまず、家は一生に一度の買い物ではありません。『一生に一度』というのは我々不動産・住宅関連業者が使う営業トークのようなものです。

実際、我々不動産・住宅業者は『人生の中で何度も家を買い替える(建て替える)』人を多数見ていますからね。

では何故我々不動産・住宅関連業者が『家は一生に一度のお買い物』と言うのか?それは単純に『出来るだけお金を掛けて貰いたい』からです。お客さんの金銭感覚を壊しているわけですね。

私からすると『成人式』とか『結婚式』もその気配があると思ってます。

一生に一度のお買い物だから、高いのは仕方が無い。一生に一度のお買い物だから、ケチらずにオプションをバンバン付けておいた方が良い。そうしてどんどんオーバースペックにしていくわけです。だってその方が我々業者としては『売上金額が上がって』好都合なわけですからね。

上記に加えて。

銀行も『出来るだけたくさんのお金を借りて欲しい』というのが本音ですので、なんとかして『貸そう!貸そう!!』とします。

結果。

業者も『一生に一度ですから』と言って高額な商品をお薦めするし、銀行も『一生に一度ですから』と言って高額なローンをお薦めする事になり、『家は一生に一度のお買い物』という風説が流布されてしまうわけです。

と、ここまではごく普通の話で、皆さんも『まあ、不動産屋も住宅メーカーも銀行も仕事だからしょうがないよね』と思われるかと思います。しかし大事なのはここからです。

『理想の家』を目指す事は悪い事ではありません。自分の家ですから好きな風にすれば良いんです。しかし、理想の家にするにはやっぱり『お金が』掛かります

ということで。

必ずどこかで業者からは『このグレードでこれ以上安くは出来ませんよ』と言われ、銀行からは『これ以上はお貸しできませんよ』と言われる時が来ます。理想の家を目指していても予算には限りがあるんですから、叶えられない部分は出てくるんですよ。

この時に必ず何か妥協しないといけない所が出て来るんです。庭を狭くするとか、部屋を小さくするとか、外壁のグレードを下げるとか、水回りのグレードを下げるとか、収納スペースを狭くするとか。

ここで上手く妥協する事が非常に重要になるんです。

そして、上記のように『建物で』妥協をする人は、致命的な失敗はしないでしょう。多少『こうしておけば良かったな』と後悔する部分は出て来るでしょうが、それは致命的な失敗にはなりません。

住んでいるうちに全然気にならなくなる事もありますし、それこそリフォームなどして修正する事も出来るからです。

では、どんな人が致命的な失敗をするのか?

建物ではなく『立地で』妥協する人です。

そもそも。良くある家づくり(家探し)のきっかけは『子供の通園通学の為』とか『職場までの交通の便』とか『実家との距離感』などが殆どです。

しかし『家づくり(家探し)』が具体的に進んでいくと皆さん『間取り』とか『外観』とか『設備のグレード』とか『庭』の方に目を取られてしまって、ドンドン『当初の目的』というものを忘れていってしまうんです。

結果、予算オーバーになって『どこかで削らないといけない!』となった時『じゃあ、当初考えていた土地よりも安い土地を探そう!』という事になりがちなんです。

そうする事によって理想(に近い)の建物が手に入ると思うからです。しかし、この考えは中古住宅鬼8則の第1原則に反しているんです。

不動産は立地が全て。綺麗な家に騙されるな

安い土地と言うのは結局『利便性が悪い所』という事です。利便性の良くない所に理想の家を建てて、それで満足いくと思いますか?絶対に後悔しますよ。

そして、立地で失敗するとリカバリーするのはかーなーり大変です。

だってもう、多額の(それこそ一生背負うような)住宅ローンを組んでしまってるんですよ?そんな簡単に方向転換が出来ると思います?

ちなみに。

『当初の目的を忘れるって、そんな事ある?』と思われる方もいらっしゃると思います。それも良く分かります。

断言しますが、あるんです。我々人間は『今現在一番感心のあるものに熱中してしまう』哀しき生物なんですよ。そして我々人間にその習性がある事を、我々不動産・住宅関連業者は熟知して、そして日頃の業務に活用しています。

とまあ、グダグダ書きましたが、なんせ家づくり(家探し)は理想で始まって妥協で終わります

理想の(綺麗な)家に騙されず、冷静になってあなたにとっての『当初の目的を』しっかり果たしていただければと思っております!


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高野竜成
有限会社ランド・プラン 代表取締役

高野 竜成

略歴

1976.3.29 高岡市千石町生まれ
幼少期の目標は忍者か名探偵
横田小学校卒 (西光寺剣道場所属)
高岡西部中学校卒 (体操部所属)
伏木高校卒 (野球部所属)
高岡法科大卒 (空手道秀武館所属)

宅地建物取引士
公認 不動産コンサルティングマスター
二級ファイナンシャル・プランニング技能士
不動産キャリアパーソン
元 行政書士
元 貸金業務取扱主任者
剛柔流空手道弐段
不動産流通ネットワーク コアネット 第8代会長
(公社)富山県宅建協会高岡支部 運営委員

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「こんな安易に家を建てて良いんだろうか?」これが弊社の不安です。「止まらない物価高・実質賃金の長期低迷・借入金利の急上昇」の三重苦で我々が『安心して住み続けられる家』を持つ事は年々難しくなっています。一方で空き家の数は急増の一途を辿っており、この解消も我々にとって喫緊の課題です。しかし、それでも家が建てられ続けています。本当にこのままで大丈夫なんでしょうか?そこで弊社は「中古住宅を活用して、安心できる住まいを提供する!」と決意しました。大量生産・大量消費社会から中古活用・循環社会へ。ランド・プランは、「あなたのお悩み」と「我々の共通課題」を同時にする【たかおかSDGsパートナー】です。

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