MENU

2024/01/18
高岡市某所の土地売買完了。隣地を少しだけ欲しい時はどうする?
|
よくあるご質問

有限会社ランド・プラン

高岡市某所で、以前弊社プレミアム中古住宅をご購入いただいた方から相談がありました。

「お隣の方から『土地の一部を分けて貰えませんか?』というお願いがあったのですが、どうしたら良いでしょう?」という内容です。

いわゆる『隣地売買』ですな。

プレミアム中古住宅をお買い上げいただいたお客さんですからね。なんとかしないといけません。

結果。

3か月掛かりました・・・

すぐ目の前にある、ちょっとした土地を売買するだけなのに、三か月。

掛かるんです。不動産は色々あるんです。やった作業としては

1.売買価格の決定(物件調査・査定・売主買主間の調整)

2.土地家屋調査士による測量・分筆登記

3.司法書士による抵当権抹消・所有権移転登記

です。

と、こう書くと「大した事してないじゃん」と思われるでしょうが、分筆登記って結構大変なんですよ。分筆というのは、一つの土地を「分ける」作業です(そのまんまですけど)。

お隣の土地を丸々買うんならこの作業は要らないんですが、『土地の一部だけ』が欲しいんですから、その『欲しい部分を』切り離す作業が必要になるわけです。これが結構大変。

なんせ、その対象地を現地測量するだけではなく、『接する全ての土地を現地測量』しないといけないんです。そして、『接する全ての土地所有者のハンコ』を貰わないといけないんです。

じゃないと、分筆(土地を切り分ける作業)が出来ないんです。自分の土地なのに。勝手に切り分けられないんです

何故か?

それは知りません。不動産登記法という法律に定められてるからやっているんですが、立法趣旨については調べた事ありませんでした。これを機に勉強しておきます。

と言う事で。なんせその作業で2か月半程掛かったわけです。

ま、それさえ出来れば、後は銀行に掛け合って抵当権(住宅ローンの担保)を外す段取りをして、売買なんですけどね。

今回、何を言いたいのかと言うと。

隣地の一部売買は、売主・買主・隣接者・行政(道路管理者)・銀行等々が絡んでくるので、『見た目の割に結構大変』という事でした。

お隣の「一部が欲しいなあ~」と思っておられる、そこの貴方。

そんなに簡単な話じゃないんですよ。是非ご理解いただければ幸いです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー |
よくあるご質問
タグ |
近隣関係
高岡市

7大お悩み相談

お客様の声

2022/04/09

賃貸生活と持家生活。結局どっちが得なんですか?

お客様の声

2022/04/15

住宅の老朽化が目立ってきた。修繕?建替え?住み替える?

お客様の声

2022/04/21

家ってお高いですよね?どうしたら不安なく家が買える?

お客様の声

2022/05/01

中古住宅ってなんか心配。購入後の生活は本当に大丈夫?

お客様の声

2022/04/16

多世帯同居。どうすれば家族みんなが幸せに生活出来る?

お客様の声

2022/04/09

子育ての為、そろそろ自分の家を持った方が良いのでは?

お客様の声

2022/04/17

集合住宅。いつまで窮屈な思いを続けなきゃいけないの?

よくあるご質問

お客様の声

2024/04/11

災害によるローン減免制度。自然災害債務整理ガイドラインとは?

お客様の声

2020/02/08

凍結!?ポンプの故障!?「井戸水が出ない!どうすれば良いんですか!?」

お客様の声

2023/04/24

凍結を原因とする水漏れ。水道料の減免申請って?

お客様の声

2024/01/08

高岡市の屋根瓦修理はどんな業者にお願いすれば良いんですか?

お客様の声

2020/10/04

入村料(入会料)って何?絶対に払わないといけないの!?町内会費・自治会費の真実。

お客様の声

2020/10/19

『隣りの土地は相場の倍出しても買え』『隣りの土地は借金しても買え』は本当?

お客様の声

2023/03/02

住宅ローン控除の必要書類。登記事項証明書は省略可能?

  • ブログ購読

    いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。メールアドレスを登録いただければ新着記事をメールで確認する事が出来ます。いちいちホームページを見る必要がなく、便利です。特にデメリットはありませんので、是非ご登録をお願い致します!

私がサポート致します!

(有)ランド・プラン 代表取締役

高野 竜成

つくる責任 つかう責任

中古活用・循環社会

空き家が増え続けています。高岡市だけで11,000戸の空き家が存在し、『6軒に1軒が空き家』という状態です。その上で人口減少は止まる事を知らず、物価高と人手不足を原因とした新築価格は高騰の一途を辿っています。しかし、それでも家は建てられ続けています。本当にこのままで大丈夫なんでしょうか?そこで弊社は「中古住宅を活用して、安心できる住まいを提供する!」と決意しました。大量生産・大量消費社会から中古活用・循環社会へ。ランド・プランはあなたの幸せと持続可能な幸福社会を実現する『たかおかSDGsパートナー』です。中古住宅に関するご相談はお気軽に!

PROPERTY

取扱中物件

不動産屋のひとりごと

販売状況・物件情報・業界ウラ話など

ブログの更新通知を受け取れます!
ブログサムネイル

更新通知の登録について

  • 17人の購読者に加わりましょう